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@teihakutou
2026年2月17日
世界の適切な保存
永井玲衣
読み終わった
12月から少しずつ読んでいて、読み終わった。
暇してた時だからたぶんコロナ禍の最初の頃だったと思うけど、永井玲衣さんのことを何かの拍子に知って、ブログを読み漁った。哲学対話で遭遇したハッとする言葉、短歌の引用、クスッと笑えるけどよく考えると深い…と思うようなエピソード。文章が全部面白い! もっと読みたい! と思いながら、もう読んだブログを何度も何度も読んでいるうちに、『水中の哲学者たち』が出て、それからあっという間に有名な人になった。
この本は、以前と比べると、静かで真剣で怒りをパワーにしようとするような、内なるふつふつしたものを感じる文章で、結構姿勢を正して読んだ。こういう文章を書かねばならない世界なのは重々承知。
でも、ゆるくて、笑えて、そういえば我々はへんな世界に生きてるもんだなあと思わされる文章も好きだったな〜と思うなど。へんな世界をゆるっと面白がりたい、なんて、今の状況で言ってていいのかなとも思うけど、深刻なことを深刻そうに書くのはきっと簡単で、深刻なことを明るく軽そうに書くことでこそ、深刻さがずしんと来るんじゃないかと思っている。



