
yuki
@yukita
2026年2月18日
傷のあわい
宮地尚子
読み終わった
ずっと積読していて、何気なく手に取ったらとても読みやすかった。20年以上前に書かれたものとは思えない内容であったし、著者が正直に誠実に言葉を紡いでいることが伝わる文章が心にすっと染み込んでくる。
フィクションとして描かれた物語の当事者たちが、いまどうしているのだろう、と野暮だと思いつつも気になってしまう。
特にパレスチナ、GOOD BYE=THANK YOUの章が印象的だった。
時代の価値観や普通、まとも、という言葉の内容は、わたしが思っていたより早く目まぐるしく変化するものだなあと最近よく感じるけど、人間の内面には確固として変わらないものがある。
人は機械みたいにはなれない。そんな簡単に割り切れない。人間の「動物ぽさ」「生きものぽさ」「面倒くささ(けどそれこそが大切)」に想像力を持って向き合いたい。






