るんば "汝、星のごとく" 2026年2月18日

るんば
@hokechoco
2026年2月18日
汝、星のごとく
■全体的な感想 この本を泣かずに読める人っているんだろうか? そしてこの本は絶対自分のバイブルというか、本当に自立して生きる女になるために何度も読み返したい本だなと思った。 恋愛要素が強い本だけど、自分に自信を持って生きていきたい女性にぜひ読んでほしい。 暁海や瞳子さんの生き方はすごくためになった。 最初は甘酸っぱい青春シーンいっぱいで、キラキラしてる感じだった。 どんどん読み進めていくうちに、暁海に自分の姿を投影してしまう部分が多くて、読んでいて辛いよねーわかるよーという気持ちでいっぱいだった。 だけど暁海も櫂も、親の業をいつまでも重荷として背負ってしまっているせいで、特に暁海は自分の人生を生きられていなくて、私まで心苦しくなった。 私自身、自分の親は毒親寄りで、親に苦しめられてきた人生だと思ってきたけれど、暁海の人生と比べると自分なんて比じゃないし、私甘えてんなーと思った。悲劇のヒロインぶってたし、周りに甘えてばっかりで生きてきたなと。 私は暁海みたいに覚悟決めて自分の全てを捧げて、母親のためにお金を稼ぐことができるだろうかって思うと、多分無理だなと思った。 そう考えると暁海ってすごいなと思う。強い。覚悟決めた瞬間から暁海はどんどん変わっていって、自信もつけていって、瞳子さんみたいになっていったのが素敵だった。 あとは瞳子さんの言葉が好き。身に染みる。私も瞳子さんみたいに軽やかに強く覚悟を持って生きていきたいと思った。 ■印象に残ったフレーズ 「いざってときは誰に罵られようが切り捨てる、もしくは誰に恨まれようが手に入れる。そういう覚悟がないと、人生はどんどん複雑になっていくわよ」(P93) 永遠に辿り着けない場所を目指して疾走するものが恋ならば、ゆったりと知らないうちに決定的な場所へ流れ着くものが愛のような気もする。(P209) 抗うから波立つ。ただ許して受け入れればいい。受け入れることで自分の中の一部が押し潰されて歪んでいくけれど、歪みなく生きることのほうが難しい。そんなことを誰かと話したい。(P211) 「何度でも言います。誰がなんと言おうと、ぼくたちは自らを生きる権利があるんです。ぼくの言うことはおかしいですか。身勝手ですか。でもそれは誰と比べておかしいんでしょう。その誰かが正しいという証明は誰がしてくれるんでしょう」(P306) 「正しさなど誰にもわからないんです。だから、きみももう捨ててしまいなさい」(P306) 結局一番のがんばれる理由は『ここはわたしが選んだ場所』という単純な事実なのだと思う。(P323)
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