るんば
@hokechoco
- 2026年1月18日
誰でもみんなうつになる 私のプチうつ脱出ガイド(1)ハラユキ,星野概念読み終わったページも多くなくて読みやすかった。 ストレスを山分けするっていう整理の仕方と、薬を使わない治療法がためになった。 今適応障害で会社を休んでいる中、何か治療や考え方のヒントを知れたらなーというきっかけで読んだけど、自分のケアの仕方を学んでいって治していくのが大事なんだなと思った。 - 2026年1月15日
婚活マエストロ宮島未奈読み終わったここ最近ハッピーエンドに向かう系の小説を読んでなかったからもどかしく感じたけど、主人公が40歳で恋愛できてよかった。 あと付き合う前にサイゼリヤ行きませんかって誘える関係性いいなと思う。おしゃれで着飾ったレストランにデートで行くより、こういうお店でご飯食べれるくらい気心許せる関係性を築いた上で付き合いたいな。それはきっとマッチングアプリとか結婚相談所とか、相手を条件でまず見て判別してしまうプラットフォームだと難しいだろうなと思うけど。 - 2026年1月12日
- 2026年1月12日
どうしても生きてる朝井リョウ読み終わった■全体的な印象 私が朝井リョウが好きな理由が、万城目さんの解説でわかった。 万城目さんは、山田風太郎『八犬伝』の一部を引用して、ツジツマを合わせているのが『虚』で、ハッピーエンドにならない現実・ツジツマの合わなさを描いているのが『実』だと書いており、それでいうと朝井リョウは『虚』を織り交ぜながら『実』の世界を掘り続けているとのことだった。 これを読んでしっくり来た。私が今まで生きてきた中でたくさん感じてきたうまくいかない現実を、朝井リョウは書いてくれる。それと同時にモヤモヤしていた感情をうまく言葉にしてくれて、共感の嵐しかない。 心が奮い立たされるとかはないけど、どんな状況でも生きてくしかないんだと読んで振り切れる。認めたくなくてウジウジしてたけど、100%の絶望を突きつけられて、生きることに向き合うしかないって気付いた感じ。 また生きるのに疲れてきたら、もう一回現実突きつけられるために読みたい。 あとはそれぞれのエピソードの主人公達の今後がすごく気になったな。 ■心に残ったフレーズ アプリを通じて知り合う男たちの印象は、総じて、マッチングアプリを使っていそうだな、というものだった。人生における予想外の出来事や事態をリスクと名付け、可能な限りはじめから排除したがりそう、という、はっきりとは言葉にしがたい雰囲気だ。(P27) 体の内側から湧き出てくる泉というか、細胞の隙間から何かが滴るほどの豊かさのようなものが、どんどん襲われている感覚がある。(P33) 再配達を頼んだのだから、自殺なんてしない。 離婚を申し込まれたのだから、かわいそう。 新しい恋人ができたら、もう大丈夫。 満たされていないから、クレームを言う。 暴力描写のある漫画を好んでいたから、人を殺す。 そんな方程式に、安住してはならない。 自分と他者に、幸福と不幸に、生と死に、明確な境目などない。(P41) なんてことない投稿を最後に更新が止まっている様子は、突然ぶった切られた人生の断面図をこちらに見せつけているようで、爽快だ。同時に、まだ乾いておらずぬらぬらと光っているはずのその断面は、日々“死ななかった”という籤を引き続けているだけの、自分自身の生の不安定さそのものだと感じた。(P44) 健やかな論理だけでは成立させられない人生だからこそ、1足す1の答えとして真っ先に2を選ぶ瞬間の輝きに、張り倒されそうになる。(P55) 自分に嘘をつかないことと、もらったアドバイスを頑なに拒否することとはまた違うんじゃないかって。ひとの意見を取り入れてみたり、本当はやりたくないかもしれない仕事にも本気で向かったりしながら、その先にある自分が本当に好きなことをできる場所だけは守り続けるっていうのも、自分に嘘をつかないことと同義なんじゃないかなって。(P95) 変わりゆくものに自分を託してはいけない。だけど、変わらないものに自分を託し続けることができる人は、そうしていられる自分の奇跡的な幸福に気づかない。(P105) 変わるのはいつだって、人間のほうだ。自分に嘘をつくことでしか生き延びることができない、人間のほうだ。(P119) どこに向かって進んだって後ろめたさの残る歴史を歩み続ける以外に、この人生に選択肢はない。(P125) 生きていくうえで何の意味もない、何のためにもならない情報に溺れているときだけ、息ができる。(P151) 大人になればなるほどさ、傷ついたときほど傷ついた顔しちゃいけないし、泣きたいときほど泣いちゃいけないよね(P274) 痛いときに痛いって言えれば、それでいいのにね(P275) 心のままに泣いても喚いても叫んでも驚かない人がひとりでもいれば、人は、生きていけるのかもしれない。それが、誰にとっても誰でもない存在としてでしか向き合えない人であっても、それでも。(P278) この世の中には、二種類の人間がいる。生きる世界が変わってしまったとき、自分を変えなくていい人。その人のせいで、自分を変えなければならなくなる人。そしてそれはきっと、知らないうちに知らないところで、決められてしまっている。(P358) 全部繋げて、リボンにするのだ。そうすれば、つらいときには包帯としても使える。人生を美しく包むものも、たくましく補強するものも、いつしかこの手でつかみ取っていた。 だからきっと、大丈夫。これまでみたいに、不安で不安でたまらないまま、大丈夫になるまでどうせまた生きるしかない。(P370) 現実には起こるはずのない大団円を描き、見事にツジツマが合う八犬伝は、自分からしてみれば「虚」の物語である。自分はそんなもの書かない、なぜなら、ハッピーエンドは現実では起こり得ないし、ツジツマの合わないのが人生だから。ゆえに、自分の書く話は「実」だ、と鶴屋南北は言うのである。(P373) 朝井氏はときに「虚」の物語も織りこみつつ、「実」の世界を、底へ、さらに底へとひとり掘り続けている。穴のへりからのぞきこんだとき、もはやその頭がわずかに確認できるか否かくらいまで暗闇に浸りながら、さらに沈降せんと決意しているように映る。(P377-378) - 2026年1月9日
考察する若者たち三宅香帆読み終わった■全体的な感想 読みやすかった。 現代社会の風潮や流れを、今と少し昔に流行ったコンテンツ(漫画や歌など)を対比にして言い表してるのがすごく的を得ていたし、イメージしやすかった。 三宅さんが繰り返し使っていた報われポイントを、今の若者は求めてるらしい。報われたいよね。私も報われたい。でも報われない社会だからこそ、自分が惹かれたもの・好きなこと・熱中できることを自分で見つけ出せる人間になりたいなと思った。 自分今満たされてないかも、虚しくなってきた、と思ったらまた読みたい。 あと、あとがきにかいてたやりたいことや自分だけの感想を見つけるコツも備忘で書いておく ①本や雑誌を読む ②キャラじゃないことをやってみる ③1人で夜更かししてみる(なんとなくずーっと4,5時間も見てしまう動画って、自分の好きなジャンルであることが多いのでは?とのこと) ④感動をじっくり言葉にしてみる ⑤他人に簡単に憧れてみる ■もやっとポイント ひろゆきのことが語られてる節(P100) 納得できない部分があった。 転生ものと陰謀論が同じ論理という部分。転生ものについて、転生もののスタート地点(🟰自分のスペック)を変えることがその後の人生を変える、というのはわかる。 だけど陰謀論のスタート地点としている「現世を支配しているが気付かれていない悪の魔力」はスタート地点とは言えないのでは?と思う。むしろ悪の魔力に気付いた後に起こす行動がここでは🟰になると思う。だって転生ものの時と同じ文脈で当てはめると、悪の魔力を変えることで、その後の自分の人生は変わらないもの。あくまで自分の何かを変えることで人生が変わるじゃん、、?と思った。 ■印象に残った文章 令和のヒットコンテンツをつくりたいのならば、アルゴリズムに乗っかり、プラットフォームに即した形で、「楽しい実感+それ以外の報酬」を与えることが重要なのである。(P138) 「陽キャ」「陰キャ」と属性の違いで学生の違いを指す。そのように縦のヒエラルキーは崩れ、横の「界隈」が増えていく。(P162) 考察したい、推したい、転生したい、気づきたい、成長したい、疑似親がほしい、正解がほしい、報われたい、こうした若者たちの姿はーアルゴリズムのレコメンドに押し流される私たちの姿そのものなのだ。(P163) 考察とは究極、読者の切り口や視点(批評的観点)よりも、作者のもつ正解を重視する行為である。その場合、世界に受容者と発者がいたとき、受容者の多様な解釈よりも発肩者の唯一無二の「正解」を優先する。(P172) もちろん情報の真偽はいまなお疑問視されている。しかしそれはあくまで情報の真偽であり、AIの回答そのものを疑う人は少ない。(P174)←私はAIの回答を疑いがち AIは特定のAI文化圏(つまりデータを吸い上げる元ネタ)の場所における、とりあえずの正しさを提示する存在である。AIの正しさとは、カッコつきの「正しさ」でしかないのだ。(P175) AIはGoogleがグローバル化し開いてきた社会を文化圏ごとに閉じ込める存在になるのではないか、ということだ。(P175) 「正しさ」なんて、すぐに変わる。情報も、大量にありすぎる。頑張っても、報われないことのほうが多い。何かをやろうとすると、失敗する。人間と関わろうとすると、後悔する。ひどいときは、加害や被害の問題も出てくる。二人でしがみついて生きていこうとしても、たいていは別々に流されて終わる。(P179-180) はたして私たちにとっての「正解」はどこにあるのか。これだけ科学技術が進歩しても、世界中の情報が手に入るようになっても、それでも私たちは濁流の中でいまもあがいているのだ。正解がわからないままで。だからこそ、少しでも報われるゴールがあると、そこにしがみつきたくなる。(P180) 人生は基本的に報われないし、失敗するし、辛いし、後悔するものである。(P226) 自分が解きたい謎を探すことは、誰かのつくった謎を解くことよりもずっと時間がかかる。おすすめされない欲望は、見つけるまで時間がかかる。おすすめされた欲望のほうが、すぐ手に入る。でも、大切なことはたいてい、時間がかかる。(P227) - 2025年12月27日
読み終わった■全体的な感想 なんというか、理解出来る所もあればできない所もあった、、 私や他者はかけがえのない存在ということとか、死の先駆的覚悟?がいまいちしっくりきてない、、 他人との関わりを増やして、もっと他人の声を聞くことから始めてみようかなと思った。 あと負い目から目を背けずに向き合おうとも思う。 幸福の王子は老人の話を聞いてこう変わったのか!と、ストーリーにすごく納得がいくというか、元の童話のストーリーとハイデガーの哲学がすごくしっくりきて頭に入りやすかった。 ■印象に残ったフレーズ 万能感あふれる存在だ。だが、そんな彼も、しだいにその万能感を失う。なぜなら、自分と同様に「他者もまた、自 分を道具として見ている」ことに気がつくからだ。こうして彼は、自分が中心であるという感覚を失い、いつしか道具体系の中に自分の存在を位置づけるようになる。 靴屋、仕立て屋、教師、父親、母親様々な社会的役割を引き受ける、もしくは引き受けられないことにみじめさを感じたりするわけだが、いやいや、そもそもそうした自己の道具化が倒錯した勘違いなのだ。なぜなら、現存在はスプーンやフォークなどの道具的存在ではないからだ!(P95) - 2025年12月27日
- 2025年12月27日
- 2025年12月27日
生殖記朝井リョウ読み終わった尚成が未来に希望を持ててよかった。 異性愛個体から特権意識が引き剥がされる未来に尚成の幸福があるとはね。 私は幸福度が共同体に依ってて、そんな自分の幸福の物差しが嫌だなと思ってしまってるから、私も共同体への貢献度合いに依存しない幸福を見つけたいと思った。それがなんなのかはわからないけど。 - 2025年10月25日
夜と霧ヴィクトル・エミール・フランクル,ヴィクトール・E・フランクル,池田香代子読み終わった■感想 P156で、収容所を開放されたけど家族に会える!と思って会いに行ったら家族が死んでた、みたいな状況の人もいる中で、その絶望を感じた人達は絶対自殺するだろって私なら思うんだけど、そういう状況になったらどうやって自殺せずに留まれるんだろうって思った。それが知りたかったのに肝心の乗り越え方は書いてなかった。耐えろってことなんかな。 ■心に残ったフレーズ 具体的な運命が人間を苦しめるなら、人はこの苦しみを責務と、たった一度だけ課される責務としなければならないだろう。(P131) だれもその人から苦しみを取り除くことはできない。だれもその人の身代りになって苦しみをとことん苦しむことはできない。この運命を引き当てたその人自身がこの苦しみを引きうけることに、ふたつとないなにかをなしとげるたった一度の可能性はあるのだ。(P131) 自分を待っている仕事や愛する人間にたいする責任を自覚した人間は、生きることから降りられない。まさに、自分が「なぜ」存在するかを知っているので、ほとんどあらゆる「どのように」にも耐えられるのだ。(P134) 強制収容所の人間を精神的にしっかりさせるためには、未来の目的を見つめさせること、つまり、人生が自分を待っている、だれかが自分を待っていると、つねに思い出させることが重要だった。(P155) わたしたちを支え、わたしたちの苦悩と犠牲と死に意味をあたえることができるのは、幸せではなかった。(P156) 収容所で体験したすべてがただの悪夢以上のなにかだと思える日も、いつかは訪れるのだろう。ふるさとにもどった人びとのすべての経験は、あれほど苦悩したあとでは、もはやこの世には神よりほかに恐れるものはないという、高い代償であがなった感慨によって完成するのだ。(P156-157)
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