
rep
@toponder_r
2026年2月19日
正欲
朝井リョウ
読み終わった
朝井リョウさん、緻密だー!
あなたが思ってる正しさなんて一面でしかないんですよ?って、めちゃくちゃ練り上げてつきつけてくる。
夏月たちのような、世間の思うマイノリティの枠にすら入れない人を描くことによっても。圧倒的マジョリティ側の強い思い込みを描くことによっても。
結局、お互い他人のことを完全に理解するのはムリで、「受け入れる」「認める」って考えること自体が高慢で、傷つけてしまう前提で接していくしかなくて、間違えながらでもこの世につなぎとめてくれる存在をつくっていくしかないのかなあ、と思った。
法律でさえ、裁くことも裁かれることも、マジョリティが考える範囲でしかないし。
きっと答えが出なくても良くて、こうやって「なんだろうな」って考えること自体に意味があるんだと思う。読み終わって数日経っても、ふとしたタイミングでこの本が立てた問いについて考えてしまう。余韻の長い作品だった。
他の人の感想を読みたい気もするし、怖い気もする。「色々と考えさせられた」ってだけを表現してる人がいたら、私の中の”正欲”が出てきそうだ…
……2日で読み切って深夜3時になってた。この感想として気持ちを言葉に乗せるのに数日かかった。
今後、朝井リョウさんの小説は休日にだけ手を出すことにします!睡眠が削れてやばい!







