ヨル "君は永遠にそいつらより若い ..." 2026年2月19日

ヨル
ヨル
@yoru_no_hon
2026年2月19日
君は永遠にそいつらより若い (ちくま文庫)
『浮幽霊ブラジル』を読み終わり、次はと、そのままの流れで『君は永遠にそいつらより若い』を手にとった。今のわたしは津村記久子を求めていたようだった。 読みたかった本の続編が手元になかったり(なぜかその次の作品はあるのに!!)、開いた本になかなか入り込めなかったり、なぜか今の気持ちのまま読むのはもったいないないと思ってしまったり(時々出てくる謎な気持ち)、自分の気持ちに振り回されながらも、津村記久子にたどりつけたことを喜びたい。まだ序盤だけど、おもしろい予感しかない。 『それは、捜し物が見つからない焦燥というよりは、決して巻き戻すことのできない時の流れのすげなさへの怒りだった。そこにいられなかったからこそ、わたしは今ここで這い回って地面を掘り返しているのだ。わたしが仮にどれだけ正確にその場に立つことができたとしても、その場に流れた時間を遡ることはできない。わたしはそのことに悪態をつきながら、癖がついたように地面を蹴りつづけた。そこに憎しみの制け口が埋まっているような気がした。』p.10
君は永遠にそいつらより若い (ちくま文庫)
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