君は永遠にそいつらより若い (ちくま文庫)

君は永遠にそいつらより若い (ちくま文庫)
君は永遠にそいつらより若い (ちくま文庫)
津村記久子
筑摩書房
2009年5月11日
15件の記録
  • ヨル
    ヨル
    @yoru_no_hon
    2026年2月20日
    『君を侵害する連中は年をとって弱っていくが、君は永遠にそいつらより若い、その調子だ、とわたしの悪辣なまでに無責任な部分が笑った。』p.235 ホリガイさんは不器用で、要領がよくなくて、どこか危なっかしい。器用な人のほうがきっと人生をうまく渡っていけるんだろうな、とわたし自身も思うことがあるから、彼女のひっかかりや、やりきれなさにとても共感した。 でも同時に、「どうしてそこまで?」と思う瞬間もあった。自分ならそこまでしない。できない。作中でもそう言われていたけれど、その言葉の裏には、ほんの少しの羨ましさが混ざっている気がした。 損をしながら、押し付けられながらも、最終的には自分で選んでる。それが彼女の若さであり、誇りに繋がっていくのだと思う。 実は一番強いのはホリガイさんなのかもしれない。逃げずに引き受けてしまう、その姿勢は不器用だけれど、とてもタフで、やさしい。 津村さんのユーモラスな文体が常に効きまくっていて、全然飽きさせないというか、むしろ読み手を加速させてしまうのがほんとすごいと思う。 重たいテーマを扱っているのに、読後に「しんどかった」よりも「静かにあたたかい」が残るのは、津村さんのユーモアの力だと思う。笑わせようとしているというより、人間のズレや滑稽さをちゃんと信じている感じ。 癖になりすぎて、欲しすぎて、次に何を読めばいいか分からなくなっている。(津村さんの本もう手元にない...) まちがいなく、今年のマイベストに入る一冊!! (これがデビュー作ってすごくない?!!!!!)
    君は永遠にそいつらより若い (ちくま文庫)
  • ヨル
    ヨル
    @yoru_no_hon
    2026年2月19日
    『浮幽霊ブラジル』を読み終わり、次はと、そのままの流れで『君は永遠にそいつらより若い』を手にとった。今のわたしは津村記久子を求めていたようだった。 読みたかった本の続編が手元になかったり(なぜかその次の作品はあるのに!!)、開いた本になかなか入り込めなかったり、なぜか今の気持ちのまま読むのはもったいないないと思ってしまったり(時々出てくる謎な気持ち)、自分の気持ちに振り回されながらも、津村記久子にたどりつけたことを喜びたい。まだ序盤だけど、おもしろい予感しかない。 『それは、捜し物が見つからない焦燥というよりは、決して巻き戻すことのできない時の流れのすげなさへの怒りだった。そこにいられなかったからこそ、わたしは今ここで這い回って地面を掘り返しているのだ。わたしが仮にどれだけ正確にその場に立つことができたとしても、その場に流れた時間を遡ることはできない。わたしはそのことに悪態をつきながら、癖がついたように地面を蹴りつづけた。そこに憎しみの制け口が埋まっているような気がした。』p.10
    君は永遠にそいつらより若い (ちくま文庫)
  • sayu
    sayu
    @lumicy13
    2026年2月9日
  • Pha3
    Pha3
    @Pha3
    2026年1月28日
  • ねむみ
    ねむみ
    @nemui_nemumi
    2026年1月12日
  • 黒猫三昧
    @cat20251230
    2025年12月31日
  • Ayako
    Ayako
    @aya_rb
    2025年5月21日
  • Sophie
    Sophie
    @Sophie
    2025年3月30日
    下宿の場所からすると京大ではなく同志社大学かしら?
  • Sophie
    Sophie
    @Sophie
    2025年3月20日
  • みずかり
    みずかり
    @mm_calling
    2025年3月20日
    京都の大学生ものといえば森見登美彦、鴨川ホルモーなのですが、私はこれも。 主人公である「女の童貞」の周りの友人たちは皆かしこく立ち回っているように見えるのに、それぞれ傷や空洞、歪み、秘密を抱えていて、なぜか主人公は彼らに巻き込まれてしまう。というか、主人公はモブのように扱われながらその実すべてのキーパーソン。 4回生。内定も決まって弛緩しきった日々の中の、どうしようもない哀しみ。 これを読んだあとは、アジカンのソラニンを聴きます。 淡々としたユーモアのある文体が有名な津村記久子氏ですが、デビュー作はこの青春小説。
  • Blue moon
    Blue moon
    @mimosamimi
    2025年3月18日
  • 読んでる 一行一行がめちゃいいな~ 負けることに慣れていく(慣れている)感覚わかるよ
  • So
    So
    @ofton
    1900年1月1日
  • 気配
    気配
    @ayaco
    1900年1月1日
  • はらだ
    はらだ
    @Opusforty
    1900年1月1日
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