
C0913_2
@C0913_2
2026年2月19日
生殖記
朝井リョウ
読み終わった
ここまで最高の読書体験は久々だった。一気に読んだ。「種や共同体の貢献に繋がる拡大、発展、成長のレースに乗ることなく、かつ虚無に追いつかれない程度に"次"をこなしていくことができる」行為、ヒトは往々にしてそれを「趣味」という言葉で冠しますね。そして私にとってそれは読書かもしれない。
最後の「そうだね。よかったね。」に目頭が熱くなりかけて、でも涙は出なかった。言葉だけ見ればあたたかい寄り添いに見えるけど、ヒトの未来に一切関心がない語り手だからこその絶妙な温度が伝わってくる。
尚成はほぼ自分なのではないかと錯覚できるくらい感情移入しかけた、これもヒトならではですね。あとやっぱりヒトにとって資本主義はもう限界なんだと思うぜ!





