くろろ
@kuroro
2026年2月20日
エデュケーション
タラ・ウェストーバー,
村井理子
読み終わった
陰謀論のようなものに心酔している父親のもと育った著者による自伝。学校へも行けず山で暮らす著者が教育をもとに新しい世界で過ごしていく半生は、希望のある物語だった。側からみると、そんな両親は放っておいて自分の人生を生きればいいのにと思ってしまうが、最後の最後まで家族との関係性の修復に思い悩む生活が続いており、単純には切り離せない家族の複雑さが垣間見えた。この本を読んで両親はどう思うのか気になっていたが、解説で少し触れておりモヤモヤが解消された。父親の方針により病院にも行けず、命を脅かす怪我を負っても自力で治していく描写が最も生々しく、読んでいて気が滅入る部分だった。
