くろろ
@kuroro
積読を減らすために始めました。
- 2026年7月9日
- 2026年7月6日
みんな、好きが下手小林早代子読み終わったカバーのイラストが好みでジャケ買いした小説。野ブタをプロデュースのような、側からみると順風満帆な主人公が内面では悩む様子を描いている。人に対して本気になれない主人公は失恋によって好きという感情にきちんと向き合うようになっていく。小説が好きって気持ちもちゃんと表に出していく方がいいな。 - 2026年7月5日
- 2026年6月28日
処刑館殺人事件西式豊読み終わったネットで見かけて面白そうだったので購入。館系のミステリー小説で、登場人物が小説家だらけということもあり、過去の有名作を匂わせる箇所がミステリー小説好きに受けるような反感を買うような内容だった。解決パートは読み応えがあるため、事件パートは勢いをもって読めた。館系の終止符という帯がついていたが、どれだけ趣向を凝らしても既存の作品と似た部分が出てきて工夫のしようがないという皮肉かもしれない。 - 2026年6月21日
- 2026年6月14日
回樹斜線堂有紀読み終わった愛とSFを絡めた短編集。愛と信仰は紙一重で、人は愛のためにどこまでも狂っていける。ただ愛について語るだけではなく、死者への愛が大きなテーマとなっており、SFの世界も相まって他の作品にはない読み応えがあった。 - 2026年6月14日
そして誰かがいなくなる下村敦史読み終わった著者の自宅を舞台にしたミステリー小説。本の間に館内の写真が入っているから生成AIの作品物かと思ったがどうやら本物の洋館を写したものらしい。登場人物のすべてが怪しく見え、どの人も犯人になりそうな推理が挟まれるのは著者の作品らしくよかった。 - 2026年6月13日
そうだ、君を憎めばいいんだ斜線堂有紀,桜庭一樹読み終わった文藝で企画された競作を単行本化した一冊。どちらの作家さんも大好きなので刊行にあたってのトークショーも拝見した。どの作品も愛や憎しみといった強い感情とともに、相手を引きずりおろしたい負の考えにもあふれていて人間の暗さが全面に押し出された作品だった。トークショーでは作品の縛りにいたった話や、各短編への思いなどを聴くこともできた。作家さんが動いている姿を見られるのは貴重だ。 - 2026年6月9日
異常に非ず桜木紫乃読み終わった事実に基づいたフィクションという謳い文句のもと、銀行立てこもり犯とその周辺の人生にスポットを当てた本。新聞記者の主人公は犯人の半生を追うことで事件の裏側を暴いていく。丙午、氷河期世代、ひとつの世代が生き抜く中でどうしようもない社会に苛立ちながらも人生を歩んでいく姿が他者の視点から描かれていて、人の人生を覗きみる感覚が強く残った。どの登場人物のことも好きにはなれなかったが最後まで一気に読めた作品。 - 2026年5月31日
- 2026年5月31日
月光の誘惑赤川次郎読み終わった拾い子の親子をもとに家族関係を描いた物語。自死や不倫など、重たい話になりがちなテーマが入っているのにあっさりと読み進められるのは文章の綺麗さと、時折出てくるピアノ月光のおかげと感じた。主人公は娘や家族のために自分をかなり犠牲にしておりらどうか幸せになってほしい。 - 2026年5月30日
明るい夜に、星を探して酒村ゆっけ、読み終わったYouTuberの著者によるヨーロッパ旅のエッセイ。動画にも残しているせいか描写が細かく行ったことのない街が鮮明に見える光景がよかった。食べ物とお酒の話がほとんどで楽しさま伝わってくるのも良い。トラブル続きなところもYouTuberの醍醐味だろうか、面白おかしく書かれていて一気に読める本だった。 - 2026年5月25日
学校のメンタルヘルス伊藤美奈子読み終わった教員、スクールカウンセラーを長年務める著者による、児童◦生徒◦教員のメンタル問題について書かれた本。学校のメンタル問題というと不登校問題にスポットが当たりがちのイメージはあったが、子どもの自殺問題や、教員の中途退職、保護者のメンタルなど多岐に渡ることが分かった。子どものことは学校全体で支える、家庭のことは地域で支えるという広い視点の大切さも分かった。 - 2026年5月24日
なぜ男女格差はなくならないのか田中世紀読み終わった親ガチャの言葉が流行して久しいが、日本における性別ガチャに焦点を当てて書かれた本。押し付け型の差別はなくなりつつあるが、懲罰的差別やセルフ差別はまだ残っていると説く。社会の考え方や価値観そのものが変わらなければ差別はなくならないだろう。過渡期のこれからどうなるか。 - 2026年5月24日
すぐ決められる人がうまくいく中村一也読み終わったあらゆる行動経済学や経営者の発言をもとに行動指針を集めたような本。どこかでみたような話も多かったが最後の方は生成AIの活用にも触れていて、現代の本としてアップデートされていた。少々雑でもよくさっさと完了した方がいい仕事はAIに任せるなど、参考にできる話も多々あった。 - 2026年5月24日
絶望しかけた女子のための世界史ティチュー・ルコック,鳥取絹子読み終わった男性社会が作った歴史だから女性が出てこないのでは、という問題意識から時代区分ごとに女性の活躍を見直していく。狩りの時代から女性も狩りに参加していた(地域もあった)話から引き込まれる部分が多かった。男女平等が叫ばれるようになって長いが、見方を変えて過去の女性活躍にもきちんと目を向けていきたい。 - 2026年5月10日
粉瘤息子都落ち択更地郊読み終わった社会人生活がうまくいかず、都会から田舎への都落ちを決めた主人公の生活を描いた物語。唯一の友人からもらうお金で何とか食い繋ぐ主人公は、生活に余裕があるはずなのに気持ちに余裕はない。田舎へ戻ってもこの人の人間性は変わらないのだろうと思わせる社会への諦め感がにじみ出ているのがよかった。 - 2026年5月10日
- 2026年5月6日
- 2026年5月5日
最低。紗倉まな再読したセクシー女優や周囲の人々を主人公とした短編集。分かりやすく明るい話はなく、人々の葛藤を中心に描かれている。10年前の本ということもありセクシー女優の立ち位置もいまより悪いものとして描かれている気がする。読点の使い方が独特であるのは迷いながら生きている登場人物たちの気持ちの揺れも表しているのかもしれない。
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