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くろろ
@kuroro
積読を減らすために始めました。
  • 2026年8月23日
    永遠の記憶
    永遠の記憶
    ガリレオ最後の謎と帯にある通り、シリーズの最終作となる作品を見て。作者が没されたのでいずれにしても最終作だっただろうが。ひとつの事件を契機に人の心情や過去の事件との結びつきを明らかにしていく。人の内面を暴く場面がほとんどでトリック的なものはほぼないが、どんでん返しのようなものが含まれているのはさすがの構成力。
  • 2026年8月22日
    星野源論
    星野源論
    ありとあらゆる分野で活躍する星野源さんについて論じた本。俳優と音楽と文筆と、あまりの多様さがあるため内容も多岐に渡るがほとんどは音楽論に関する話だった。その時にやりたいことを全力でやるからこそ、星野源さんの音楽は聴くたびに新たな発見があるが、本人の意思がはっきりしているから星野源さんらしさは失われない。演技論についても知りたかった。
  • 2026年8月16日
    子供睡眠不足社会
    子供睡眠不足社会
    10代の睡眠不足がもたらす弊害とその解決法である授業開始の後ろ倒しについて書かれた本。アメリカの学校は朝7時30分に始まるようで、それが子どもの睡眠不足に直結している。睡眠不足がもたらす悪影響は10代に関わらず起きることが書かれており、自らも含めて社会人も知っておくべき内容だった。
  • 2026年7月21日
    お隣さんの置き配がヤバすぎる
    ふとしたきっかけから隣人の置き配を受け取るようになったことから始まる物語。置き配というより、感情も含めて隣人からの置き土産をもらう中で人生を進めていく主人公。この2人の物語は続編としても読みたくなるほど自由と勢いに溢れた作品だった。
  • 2026年7月16日
    ここはこどものいない国
    子どもは人工的に作ったものをペットとして飼うようになった未来を舞台にしたSF小説。そんな世界でも子どもを生んで育てようとする人たちをメインに話しが進み、家族とのつながりは何か、子どもを育てるとは何かを考えさせられる。人工的に人間を生み出せれば諸々の問題は解決するが、効率だけを考えて生まれた社会に何の希望も楽しさもなさそうだなと感じた。
  • 2026年7月9日
    あなたが正しくいられたとき
    過去に文芸誌へ掲載したものを集めた短編集。大袈裟などんでん返しはないものの、ミステリー系やほんのり怖い話など、物語の幅広さを感じながら読むことができた。
  • 2026年7月6日
    みんな、好きが下手
    カバーのイラストが好みでジャケ買いした小説。野ブタをプロデュースのような、側からみると順風満帆な主人公が内面では悩む様子を描いている。人に対して本気になれない主人公は失恋によって好きという感情にきちんと向き合うようになっていく。小説が好きって気持ちもちゃんと表に出していく方がいいな。
  • 2026年7月5日
    教育脳
    教育脳
    教育に関して生物学的なアプローチから述べる本。学校で教えられることには限界があり、人生で目指すべきことを自分で見つけて、そこに向かって学習し続けるしかないことを受け取った。
  • 2026年6月28日
    処刑館殺人事件
    ネットで見かけて面白そうだったので購入。館系のミステリー小説で、登場人物が小説家だらけということもあり、過去の有名作を匂わせる箇所がミステリー小説好きに受けるような反感を買うような内容だった。解決パートは読み応えがあるため、事件パートは勢いをもって読めた。館系の終止符という帯がついていたが、どれだけ趣向を凝らしても既存の作品と似た部分が出てきて工夫のしようがないという皮肉かもしれない。
  • 2026年6月21日
    哲学なんていらない哲学
    悩みながら生き抜いてきた著者が自らの考えや生き方を語る本。すべては復讐のためと言いながら過ごし、現在は生きづらさを抱えた多くの人のお手本ともなっている。言葉の節々に、悩むことで導き出してきた答えが込められており、哲学なんてと言いながら一番哲学をしながら生きてきた様子が現れている。
  • 2026年6月14日
    回樹
    回樹
    愛とSFを絡めた短編集。愛と信仰は紙一重で、人は愛のためにどこまでも狂っていける。ただ愛について語るだけではなく、死者への愛が大きなテーマとなっており、SFの世界も相まって他の作品にはない読み応えがあった。
  • 2026年6月14日
    そして誰かがいなくなる
    著者の自宅を舞台にしたミステリー小説。本の間に館内の写真が入っているから生成AIの作品物かと思ったがどうやら本物の洋館を写したものらしい。登場人物のすべてが怪しく見え、どの人も犯人になりそうな推理が挟まれるのは著者の作品らしくよかった。
  • 2026年6月13日
    そうだ、君を憎めばいいんだ
    そうだ、君を憎めばいいんだ
    文藝で企画された競作を単行本化した一冊。どちらの作家さんも大好きなので刊行にあたってのトークショーも拝見した。どの作品も愛や憎しみといった強い感情とともに、相手を引きずりおろしたい負の考えにもあふれていて人間の暗さが全面に押し出された作品だった。トークショーでは作品の縛りにいたった話や、各短編への思いなどを聴くこともできた。作家さんが動いている姿を見られるのは貴重だ。
  • 2026年6月9日
    異常に非ず
    異常に非ず
    事実に基づいたフィクションという謳い文句のもと、銀行立てこもり犯とその周辺の人生にスポットを当てた本。新聞記者の主人公は犯人の半生を追うことで事件の裏側を暴いていく。丙午、氷河期世代、ひとつの世代が生き抜く中でどうしようもない社会に苛立ちながらも人生を歩んでいく姿が他者の視点から描かれていて、人の人生を覗きみる感覚が強く残った。どの登場人物のことも好きにはなれなかったが最後まで一気に読めた作品。
  • 2026年5月31日
    母という呪縛 娘という牢獄
    母を殺した娘について記録したノンフィクションの文庫版。9年の浪人生活という名の監視(教育虐待)の末に母親を殺した娘に対して、面談を繰り返し、事件に至った経緯を解き明かしている。娘への期待をなぜ諦められなかったのか、家族関係の難しさが描かれていた。
  • 2026年5月31日
    月光の誘惑
    月光の誘惑
    拾い子の親子をもとに家族関係を描いた物語。自死や不倫など、重たい話になりがちなテーマが入っているのにあっさりと読み進められるのは文章の綺麗さと、時折出てくるピアノ月光のおかげと感じた。主人公は娘や家族のために自分をかなり犠牲にしておりらどうか幸せになってほしい。
  • 2026年5月30日
    明るい夜に、星を探して
    YouTuberの著者によるヨーロッパ旅のエッセイ。動画にも残しているせいか描写が細かく行ったことのない街が鮮明に見える光景がよかった。食べ物とお酒の話がほとんどで楽しさま伝わってくるのも良い。トラブル続きなところもYouTuberの醍醐味だろうか、面白おかしく書かれていて一気に読める本だった。
  • 2026年5月25日
    学校のメンタルヘルス
    教員、スクールカウンセラーを長年務める著者による、児童◦生徒◦教員のメンタル問題について書かれた本。学校のメンタル問題というと不登校問題にスポットが当たりがちのイメージはあったが、子どもの自殺問題や、教員の中途退職、保護者のメンタルなど多岐に渡ることが分かった。子どものことは学校全体で支える、家庭のことは地域で支えるという広い視点の大切さも分かった。
  • 2026年5月24日
    なぜ男女格差はなくならないのか
    親ガチャの言葉が流行して久しいが、日本における性別ガチャに焦点を当てて書かれた本。押し付け型の差別はなくなりつつあるが、懲罰的差別やセルフ差別はまだ残っていると説く。社会の考え方や価値観そのものが変わらなければ差別はなくならないだろう。過渡期のこれからどうなるか。
  • 2026年5月24日
    すぐ決められる人がうまくいく
    あらゆる行動経済学や経営者の発言をもとに行動指針を集めたような本。どこかでみたような話も多かったが最後の方は生成AIの活用にも触れていて、現代の本としてアップデートされていた。少々雑でもよくさっさと完了した方がいい仕事はAIに任せるなど、参考にできる話も多々あった。
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