くろろ
@kuroro
積読を減らすために始めました。
- 2026年2月24日
ゼロからわかる日本の所得税制木山泰嗣読み終わった国民民主党の唱えていた103万円の壁が話題なっていた頃に買った本。基礎控除に所得制限をかけることや、いまの税制は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を侵しているのではないかという所から、所得税の成り立ちや問題点を分かりやすくまとめている。知れば知るほどに複雑怪奇な税金制度だがこの本を読むことで少し分かったつもりにはなった。選挙などで手取りの話をしている時はどの部分の減税や控除について話しているのかきちんと目をつけるようにしたい。 - 2026年2月21日
- 2026年2月21日
推し、燃ゆ宇佐見りん再読したイン・ザ・メガチャーチに出てきた推し活動。推しに対する想いがどんなものかを書ききった小説は「推し、燃ゆ」が代表作だと思う。文庫は解説が金原ひとみさんなのも含めて素晴らしい。推しの炎上によって人生がうまくいかず、というよりうまくなかったのが浮き彫りになり何も救いはない。芥川賞を取ってすぐ読んだ時より社会の多様化は進み、主人公のような人も世間に受け入れられていくのだろうか。 - 2026年2月20日
エデュケーションタラ・ウェストーバー,村井理子読み終わった陰謀論のようなものに心酔している父親のもと育った著者による自伝。学校へも行けず山で暮らす著者が教育をもとに新しい世界で過ごしていく半生は、希望のある物語だった。側からみると、そんな両親は放っておいて自分の人生を生きればいいのにと思ってしまうが、最後の最後まで家族との関係性の修復に思い悩む生活が続いており、単純には切り離せない家族の複雑さが垣間見えた。この本を読んで両親はどう思うのか気になっていたが、解説で少し触れておりモヤモヤが解消された。父親の方針により病院にも行けず、命を脅かす怪我を負っても自力で治していく描写が最も生々しく、読んでいて気が滅入る部分だった。 - 2026年2月14日
考察する若者たち三宅香帆読み終わった考察という言葉が溢れている。それは単に感想を発信するだけでなく正解を求めているのではないか、という若者(だけではないかもしれないが)の考え方を批評した本。推しの章で、平成に流行った萌えに、対象への行動を加えたものが推しだという言葉には納得した。それにしても、きっと今の考察文化だからこそ、エンタメ等のダメなところを語る方が世間では流行るのだろう。好きなものをただ好きというのは、考えてなさそうに見えて攻撃されやすい。 - 2026年2月14日
イン・ザ・メガチャーチ朝井リョウ読み終わったタイトルから宗教の話かと思っていたら推し活に関わる話だった。推しに関わる運営側が詳細に書かれていて、これが日経新聞の連載だったことも面白い。今後還ってくるのは、これまでやってきたことよりも、これまでやってこなったこと。序盤に出てきた言葉が終始頭から離れず、最後まで一気に読めてしまった。言葉を言い終わった後の口の形をキスするようなと記した後、同じ言葉で、起こりかけた小さな火を吹き消すような形と記す。作家の好みは例えに出ると思っているが特に好きな文章だった。すぐ隣の人のことのように感情が丁寧に描かれている、どの登場人物のことも分かるようでわからない、現代への解像度が高い話だった。 - 2026年2月12日
BCGが読む経営の論点2026ボストン・コンサルティング・グループ読み終わったもちろんAIが頻繁に出てくる内容ではあるのだが、農業の欄で出てきた多職種協働や、行政で出てきた個人最適化の話は、初めて知る内容も多く興味深かった。 - 2026年2月12日
- 2026年2月12日
- 2026年2月10日
成瀬は都を駆け抜ける宮島未奈読み終わった大学生になった成瀬にスポットを当てつつ、その周辺の人物が語り手になった作品。シリーズの最後となる作品とのことで寂しさを感じつつ、ラストシーンでは不覚にも感動する話だった。成瀬の理解者がどんどん増えていく構成もほほえましいものがあるし、成瀬の変わりなさに安心感も覚える。 - 2026年2月1日
東大教授の超未来予測瀧口友里奈読み終わったYouTubeメディアの内容が本になったもの。教授たちは自らの専門分野の話が面白いのはもちろんのこと、未来にも明るい展望を持っており読んでいて楽しい。国際問題などのニュースで暗い気持ちになることも多いが、明るい未来が見えてくる話が多くよかった。 - 2026年2月1日
読む技法伊藤氏貴読み終わった様々なテキストの読み方を指南する本。言葉の意味を取るだけでなく、著者の意図まで読み取る方法が書かれている。文章を読むためには書かれた時代や著者の置かれた状況など周辺状況が必要であり、読むためには学ぶことが必須だと分かった。 - 2026年1月31日
シャドウワーク佐野広実読み終わったDVに苦しむ女性たちが仲間とともに新しい人生を歩んでいく。タイトルには、妻の役割、共同生活を送ると女性たちの役割についての意味が含まれている。警察としての立場を果たすべきか、被害者に寄り添うべきか、こちらも倫理観を試される話だった。この本について話すことが登場人物たちの行っていたゲームにも繋がるかもしれない。 - 2026年1月28日
- 2026年1月25日
- 2026年1月24日
- 2026年1月20日
Z家族博報堂生活総合研究所読み終わった「最近の若者は」といつの時代も語られるものだが、特に語られがちなZ世代について、家族間の観点から述べた一冊。いまの若者、いまの若者の親世代、親世代が若者だった頃のアンケートを分析し、何が変わって何が変わっていないかを解き明かしている。衝撃だったのは、話し相手や相談相手としての異性の友人や恋人の存在が母親に取って代わられていること。父親はいつの時代も存在感が薄いものである。 - 2026年1月19日
天橋立物語嶽本野ばら読み終わった著者のことは知っていたが作品を読むのは初めてだった。なるほどロリータへの描写が深く、ファッションと共に人の内面を描いていく他にない作品だった。主人公視点で見る先生はいつも滅茶苦茶で、ラストに向けても一度も考え方を理解できる点はなかったが、それも人物としての魅力を際立てていた。 - 2026年1月12日
日本のバス問題佐藤信之読み終わった都内でもバスの減便が続いており、全国的に存続が危ぶまれているバス。古くは馬車の時代から始まり、戦後の復興と共に広まったが自家用車の普及等に伴い衰退してきた歴史と、将来への展望が描かれていた。 バスの運転手からタクシーの運転手へ転職が進んでいるというニュースもあり、現在の形でのバスの運用は今後も難しい。自動運転が進むのか、相乗りタクシーが増えていくのか、その土地に適した交通が発展することで、目的地への移動という人権が守られていく。 - 2026年1月3日
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