Tomy "ストーンサークルの殺人" 2026年2月20日

Tomy
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@books_tomy
2026年2月20日
ストーンサークルの殺人
ストーンサークルの殺人
M・W・クレイヴン,
東野さやか
とっっても面白かった!!! 冒頭、非常に凄惨でショッキングなシーンから話が始まるので面食らった。これ以上残酷かつ猟奇的な描写が続いて出てきたら心が耐えられんぞと不安に思いながら読み進めたが、最初を乗り越えられたらあとは比較的大丈夫だった。 それと主人公の愛犬・エドガーが犯人に殺されちゃうんじゃないかって途中まですごくビクビクしながら読んでいたのはきっと私だけではないはず。杞憂に終わって本当によかった。 発言の不自然さとその違和感から途中で犯人はこの人じゃないかなあとなんとなく思っていたので、正直犯人がわかっても意外性はあまり感じなかったけれど、謎が謎を呼ぶプロットが面白くてとても引き込まれた。 また最後の方の場面で「人形遣い」とか「操り人形」という言葉がよく出て来るけど、原題が 「THE PUPPET SHOW(人形劇)」だからかと合点がいった。日本人向けにストーンサークルで殺人が起きることを明確に打ち出した方がイメージが湧きやすくてヒキが強そうだからハヤカワはタイトルを変えたのかと想像。 カンブリア州の田園風景や英国食文化の描写も大変興味深く、そういうところも含めて改めて英国ミステリが好きだなぁと思った。 クレイヴン氏の他の作品も絶対に読む、というかこんなに面白いミステリを読んでしまったら他も読まずにはいられないと思う。
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