りら "サーカスから来た執達吏" 2026年2月21日

りら
りら
@AnneLilas
2026年2月21日
サーカスから来た執達吏
初めて読む夕木春央作品。 漫画だと『涙雨とセレナーデ』、小説だと『檜垣沢家の炎上』と、明治末期から大正にかけての華族や財閥をめぐる作品がとても良かったので、これもあらすじを一読して好きなタイプの話ではないかとビビビと来たので聴いてみたら、面白い、というかすごく楽しい作品だった。 子爵令嬢の鞠子とサーカスから逃げてきたユリ子の二人組による軽快な財宝探しの冒険と謎解き。鞠子は作家志望の貧乏貴族の三女で、家の借金のカタに鞠子を連れ出したユリ子は感情の起伏が見えない不思議な少女で、奇術と計算は得意だけど文字が読めない。凸凹コンビのバディもの。 謎解き部分はそこまで驚きはなく、ミステリーというより冒険譚の印象。 ユリ子の来し方がさほど語られていないので、続編を期待したいし、メディア化(舞台とか)もあり得るのでは。何にせよまた二人の冒険が読みたい! オーディブル2.0→2.2倍速。
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