
noko
@nokonoko
2026年2月21日
ユーモアの鎖国 新版
石垣りん
読み終わった
借りてきた
心に残る一節
私たちの前にあるものは
鍋とお釜と、燃える火と
それらなつかしい器物の前で
お芋や、肉を料理するように
深い思いをこめて
政治や経済や文学も勉強しよう、
それはおごりや栄達のためでなく
全部が
人間のために供せられるように
全部が愛情ほ対象あって励むように。
(「私の前にある鍋とお釜と燃える火と」より)
キイテオクレ五円ノカナシミ
ワタシハ五円、イツモ五円
あれはひとりの少女が自分の労働をお金にかえてお国に預けておいたものだったのに。お国は年々その価値を減らして行った。そうしてへらし取った価値の分量を、誰が、何へ投機し、何をショウバイしたのか。私が問い直したいのはそのところなのです。
(「五円が鳴いた」より)
