
辰巳
@divinus-jp
2026年2月21日
中世ヨーロッパの魔術師
タビサ・スタンモア,
ダコスタ吉村花子,
池上俊一
読み終わった
おすすめ
「魔術」というと遠い世界の話に聞こえるけれど、かつてそれはリアルな「日常」だった。ここでは、魔術はおまじないに近い。(そして「魔女」ではないので、信頼できるされこそすれ弾圧されなかった)
ただ、医療も社会システムも(なんだかんだはあるけれど)整った現代日本の私たちが想像するおまじないは、どこか可愛らしく、ノスタルジックな「癒やし」でしかない。
でも、中世ヨーロッパは違う。
頼れるシステムが何一つない場所で、人々が最後に縋ったのは、ハリポタごっこのような娯楽ではなかった。
それは、明日を生き延びるための剥き出しの必死さ。
現代の私たちが忘れてしまった、生きのびるための知恵。
いや、今の日本こそ、必死で生き延びる知恵は、ウェブにこそその舞台は変えてるかもしれないけれど、リテラシーという言葉にすれば、必要としてるいるわけで。
だから、ワケのわからない不安にどうしたらいいのか、わからない私たちにも響くのだ。
