
yt
@yt
2026年2月22日
火星の女王
小川哲
読み終わった
「宇宙人はいるのだろうか」(p47)
繰り返される疑問へ回答しようとする想像力。
「政治だな」(p75)
火星に行こうとか汎用人工知能ができるとかいう言説に、きちんと文学的に応答している。
「自分が送ったメッセージが、光の速さでゆっくりと火星へ飛んでいく様子を想像した」(p118)
素晴らしいテクノロジーをとんでもなく瑣末なことに使うのが人間だ。
核融合も髪を瞬時に乾かすために開発されるかもしれない。
フュージョンエネルギーという言い換えも、あまりに人間的だ。
「私は女王なんかじゃない」(p224)
王の人権が問題になるから、現代では応援団くらいがちょうどいい。









