猫島みい子 "本を読めなくなった人たち" 2026年2月21日

猫島みい子
猫島みい子
@cestopis
2026年2月21日
本を読めなくなった人たち
情報量が多いため、読み終わったとはいえ咀嚼しきれていない部分もあるが、本に関してもやもやと気になっていたことへの解が色々と見つかった。 インターネットの世界では本好きの人が沢山いるのにリアルではなかなか会わないのは何故か?→読書習慣がある方がまれ。16歳以上の日本人の約六割は1ヶ月に読む本ゼロ冊である。 本を読む人といっても、ビジネス・自己啓発など実用書系と、小説系に分かれるのは何故か?両方ともよく読むというのは本好きの中でも相当まれな印象。→前者は「わかりみ」、後者は「おもしろみ」を求める傾向がある。全く交わらないわけではないが、反対の性質を持ったベクトルである。 インスタで「年間◯冊読む読書家のわたしが選ぶ丸◯な本ベスト10」といった投稿を頻繁に見かけるのは何故か?→「本が好き」というよりも「本が好きなわたしが好き」という層が存在している 「わたしはこう考える」でスパッと終わり読者に感想や解釈を委ねるというより、読者に「私たちは今、こういう生きづらさを抱えていますよね」「これが正解ですよね」と呼びかけるようなものが昨今売れているのは何故か?自分は前者の方が読んでいて呼吸しやすく、後者からは同調圧力を感じて苦しくなるのだが→読者を迷子にせず導くことが求められている時代。前者からは多くの人は「突き放された」印象を受ける。 もやもやが解決したという意味では読んでよかったし、今何が起きているか、何故そうなってきたかがよくわかった。しかし、本好きとしては暗い気持ちにもなった。ワインや美術館巡りのような一部の愛好家だけのニッチな趣味になってしまうのだろうか。
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