本棚
@ann-zzz
2026年2月22日
たのしい保育園
滝口悠生
読み始めた
読み終わった
借りてきた
「連絡」特に好きだった。
楽しい保育園、わたしは子どもが通う保育園が好きで毎日朝や夕方に保育園に行く毎日が好き。
滝口悠生さんは先に「さびしさについて」を読んでいて、次にこの本を読んだ。
わたしが毎日考えてはうまく捉えきれずに霧散して、また他の瞬間に考えるようなことがほとんどすべて言語化されて小説になっていたので驚いた。
これは小さな子どもを育てたり、育てたことがある人なら誰もが考えることなのか、それとも滝口さんとわたしの思考回路が特に似ているということなのか。いろんなひとの感想を聞きたい本。
特に「連絡」は、帰りの電車を待つホームで涙がじわじわ滲んでくるので乾かしながら読んだ。
子育ては大変なことや面白いことやうれしいことにフォーカスされがちだけど、わたしにとってはそこに「せつなさ」が切り離せないと感じている。
全部覚えていたいのに覚えていられなくて、忘れたくないのに忘れてしまう。
だから「さびしさについて」で滝口さんがお子さんが立ちあがるまでの一連の動作をかなり細かく描写されているのを読みながら「ああ、そうだった」と自分の子どものその頃を思い返しながら、なんで今この文章を読むまでその動作を忘れてしまっていたんだろうとなったわけで。
日々思い付く疑問に立ち止まって考えている。
例えば、作中のももちゃんと同じようにわたしの子どもも保育園で仲のいいお友だちで名前をよく聞く子は登降園が同じ時間帯になる子なんだけど、それについて「生活リズムがあうからか」みたいなところまで考えていたり、子どもが2歳くらいまでは親同士園での出来事や生活上の子育ての悩みごとについて話していたのが3歳くらいから仕事やプライベートのことを話すようになることについて、子が小さい頃は何かと子どもに合わせた動きになるから途切れても支障ない短めの話をすることなど。
それでいま、Readsでみなさんの感想を読んでまた泣いてる。みんなこういうことを考えながら子どもとの毎日を過ごしているんだなぁ
