
活字畑でつかまえて
@catcher-in-the-eye
2026年2月22日
日はまた昇る
アーネスト・ヘミングウェイ,
高見浩
読み終わった
読んだのは大久保康雄訳
ヘミングウェイというと
マッチョなイメージがあり
ずっと読む気になれずにいました。
ところがどっこい
とても繊細な心の機微を描いていて
びっくりしました。
やはり読まずぎらいはダメですね。
反省。
サリンジャーやフィッツジェラルド、カポーティ
その列に加わる作家と出会えてうれしいです。
物語的には「グレート•ギャツビー」のようで
ニック•キャラウェイのような語り手
ジェイク視点で語られます。
ニック•キャラウェイは
ひたすらギャツビーについて語りますが
ジェイク視点で語られるロバート•コーンは
ギャツビーのようにカリスマ性がないので
あまりにもさびしいし、かわいそうで
身につまされます。
そのことを裏付けるように
ロバート•コーンの登場場面も限られています。
それにロバート•コーンのことを誰ひとり
評価しないのです。
容赦なしです。
でも僕はロバート•コーンが大好きです。
彼のような人こそ報われてほしいし
報われる世界であってほしいです。
「日はまた昇る」
ロバート•コーンの人生に幸多からんことを!
