さとお "ホラー映画の科学" 2026年2月22日

さとお
さとお
@satoo_0105
2026年2月22日
ホラー映画の科学
ホラー映画の科学
ニーナ・ネセス,
五十嵐加奈子
ホラー映画の変遷や、恐怖を感じた時に脳内で起こっていること、暴力描写が社会に与えた影響、ホラー映画に対する嗜好のジェンダー差分など、ホラー映画を歴史的・科学的・社会的に分析した本書。 ひとこと「ホラー映画」と一括りにしてもジャンルは様々で、中には他ジャンルと混合させて真新しいジャンルを広げている。確かに、『13日の金曜日』と『ミッドサマー』は同じホラー映画という括りでも全く違う。 おもしろいと思ったのは、ホラー映画を好む理由として『パラドックス的快楽(または『良性のマゾヒズム』)』と呼んだことだ。恐怖や嫌悪感を乗り越えることで限界に挑戦する喜びを得て、それまで閉ざされていた恐怖心や警戒心が開放されて有益な領域が広がっていく。激辛料理を好んで食べる心理と似ているということだった。まだ慣れていないジャンルのホラー映画も視聴して、未開の領域を広げていきたい。
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