ついる "砂の女" 2026年2月22日

ついる
ついる
@twillgreen
2026年2月22日
砂の女
砂の女
安部公房
2026/02/22 読了。前々から気になっていた名作と名高い一作。趣味の昆虫採集のために、砂丘にやってきた男が、そこの部落にある、一人の女の住む一軒家に閉じ込められるところから話は始まる。家は砂穴の中にあり、梯子がなければ脱出できない。なんとかして脱出を図る男と、穴での生活を守ろうとする女。二人を監視する部落の人間。砂穴の一軒家で過ごす時間を通して変わってゆく男の様子の描写が生々しくて、結末も含めてなんだかちょっと怖かった。フィクションなのに、「人間って確かにこう言うところあるよな」という実感がこびりついて離れない、という感じ。すごい話だった。
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