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ついる
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@twillgreen
  • 2025年11月21日
    白銀の墟 玄の月 第四巻 十二国記
    2025/11/21 9:53読了。最後まで一体どうなってしまうのか!?という緊張、不安を抱えて読んでいたのだが、怒涛の勢いで展開していくストーリーにただただ圧倒されるばかりだった。そして読み終えた今、これは誰でもない、泰麒の物語だったのだな、という実感が強く身に染みた。泰麒の成長ぶりに何度も胸を打たれたし、最後のシーンは本当に胸が熱くなった。正直、この話どうやって畳むんだ?と思っていたから泰麒の行動で障害を打破する展開は素晴らしかったし、読み終えた今はその展開以外あり得なかっただろうな、と思う。とはいえその後の展開があまりに端折られるのには少し驚いた。でもこれもこうで良かったのかな、と読み終えて少し時間が経った今は思う。 今年の初めから読み始めた十二国記シリーズをついに全て読み切ってしまった…次回作が出るかどうかはわからないけれど、絶対出て欲しい。まだまだこの世界の行方を見守りたい。
  • 2025年11月18日
    白銀の墟 玄の月 第三巻 十二国記
    2025/11/18 20:10読了。泰麒、李斎それぞれの陣営で、少しずつことが進んでいく。李斎の宛なきに見えた旅路の点々が、線のように繋がっていく。泰麒の勇気と欺瞞が、天を少しずつ動かしていく。泰麒の行動に、渦巻く阿選の思惑。それぞれの行く末に聳える、函養山。戴国にあるのは光か、それとも。
  • 2025年11月17日
    白銀の墟 玄の月 第二巻 十二国記
    2025/11/17 22:31読了。「白銀の墟〜」シリーズ2巻目。李斎と泰麒、それぞれの思惑のもと進む道中が描かれるのだけど…とてもしんどい…当てのないような道をひたすら彷徨い、手を伸ばしては空を掴むような。苦しい道中。終わりがけには最悪の事態の邂逅…どうなるんだこの話は…とても気になるけどとても不穏で気が重い…
  • 2025年11月16日
    白銀の墟 玄の月 第一巻 十二国記
    2025/11/16 20:36読了。前巻から勢いのままに。十二国記シリーズ十作目の1巻。前作に続き、戴国の将軍李斎と泰麒が王を探し求めるストーリー。苦しい環境や偽王朝の圧政に喘ぎながらも、なんとか凌ぎ生きている人たちがいる。その人たちにも、何としても王を見つけなければー。どこにもつてもない旅の中で、天の采配か李斎や泰麒を助けてくれる者たちも現れる。何か考えを持ってか独自に動き出す泰麒と、驍宗の足取りを追う李斎わずかだが、少しずつ、物語は進んでいく。
  • 2025年11月16日
    黄昏の岸 暁の天 十二国記
    2025/11/16 16:21読了。 十二国記シリーズ9作目。1作目(番外)の「魔性の子」の裏側を十二国記側から描いた物語。魔性の子との繋がりや十二国記側の事情が垣間見える本作に物語としての奥深さを改めて実感させられた。慶の国の苦しさや戴国の大変さを踏まえながら、それでもなんとかしたい、と奔走する陽子に感動した。また、そんな陽子の想いに応え、諸国から麒麟や王たちが助力を申し出てくれるシーンは胸が熱くなる。蓬莱で泰麒を見つけ、連れ帰ってくることはできたが、本作でできたのはここまで。未だ行方不明の驍宗、力の戻らぬ泰麒。戴将軍であった李斎が戴国へ戻るところで物語は閉じる。一体この先彼らはどうなってしまうのか。この2人をはじめとして、国王、麒麟たちにどうか希望がありますようにと願わずにはいられない。
  • 2025年10月22日
    華胥の幽夢 十二国記
    2025/10/23 00:55読了。読み始めてから随分間が空いてしまったけど、ようやく読めた。 本作は5作の話からなる短編集。これまでの作品で登場した人物や国のその後や、それらにつながるストーリーが描かれる。どの話も良かったが、一番印象深いのは本書の題名にもなっている「華胥の幽夢」だった。王が失道し国が傾き行く様を描いた話は読んでいて辛かった。陽子たちにもあるかもしれない未来だと思うと怖くなった…。しかし、辛く苦しい中でも諦めず前に進みゆく人々の力強さを感じた。
  • 2025年8月16日
    図南の翼 十二国記
    2025/08/16 読了。 「誰も行かないというのなら、私が王になってやる!」 十二国記シリーズ、読めば読むほど面白い。本作は、恭国の珠晶という十二の少女が、王になるまでの冒険を描いた1冊。幼いながらも怖いもの知らずで物怖じしない珠晶の姿は見ていてとても清々しい。旅の中で出会う困難の中で迷ったり怒ったり、後悔したりしながらも前に進み成長するさまも見ていて気持ちいい。また、話の途中で珠晶と関わり、旅を助けてくれる人々の中には過去作で登場していたキャラクターがいて、おおっと思わされた。本作だけでも十分に面白いが、前作までを読んでいるとより楽しく世界を広げることが出来る一冊だと思う。面白かった!
  • 2025年8月3日
    鳥居きみ子
    鳥居きみ子
    読書感想文課題図書シリーズ最後の1冊。課題図書に必ず1冊はあると言ってもいい伝記物。夫、鳥居龍蔵との出会いをきっかけに、家族ともにその生涯をフィールドワークや研究に費やした女性、きみ子の一生を描いた物語。事実に基づいて書かれた話だが、その人生の波瀾万丈さに、月並みだが「事実は小説よりも奇なり」という言葉が浮かんだ。迷い苦しみながらも、自分のやりたいことは何か、できることは何か、と考え行動し続けたきみ子の生き様は、まさに一大冒険活劇であり、今の私たちにも勇気をくれるものであると思う。自分とは違う人生を知れるのは面白いから、伝記は好き。
  • 2025年8月3日
    スラムに水は流れない
    スラムに水は流れない
    読書感想文課題図書シリーズ2冊目。インドのスラム街で暮らすミンニという少女が主人公の物語。彼女の身の回りで起こる様々な出来事から、スラム街で水不足に苦しむ人々やインドに残る格差問題が浮かび上がってくる。前向きに、懸命に生きるミンニの元に起こる出来事、そしてくるくると移り変わるミンニの心のうちに引き込まれていく。辛い現状にも負けず、前向きに生きようとする人間の強さが描かれている作品。面白かった。
  • 2025年8月1日
    わたしは食べるのが下手
    勢いで読了。読書感想文課題図書作品。中学生の描き方が上手い。食に関する問題が軸だけど、それ以上の部分にまで焦点をあてて書いているのがすごいと思った。誰もが、それぞれの苦しみの中で闘って、もがいている。中学生の視点で、ここまで描いているのがすごい。話もちゃんと面白かった。
  • 2025年8月1日
    丕緒の鳥 十二国記
    これまでのシリーズとは違う、4編からなる短編集。この4編で描かれるのは王や麒麟達の視点ではなくこの世界、それぞれの国で生きる民の視点での物語。傾き、荒廃してゆく国の中でそれぞれが、それぞれの立場で苦しみながらも生き抜こうとする姿が描かれている。そのリアルさに、ただ胸が苦しくなる。でも、だからこそいいのだと思った。
  • 2025年7月21日
    風の万里 黎明の空(下) 十二国記
    読み出したら一気に読んでしまった。面白すぎる…
  • 2025年7月21日
    風の万里 黎明の空(上) 十二国記
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