
いちのべ
@ichinobe3
2026年2月23日
読み終わった
興味本位で手に取ったら、面白くて一気読みだった。
『第1章 百合が生んだ日本一有名なエッセイ——枕草子』の、
> 百合の中でも、私はちょっと上下関係の入った百合が好きなのである。(p23)
との記述を、「へぇ、自分はそんなにだな〜」とぼんやり読んでいたが、定子と清少納言が約10歳差と知り、「それは話が変わるぞ!」と身を乗り出してしまった。
年齢差が大きい+主人の方が年下で聡明な主従関係、だいぶ好きですね……しかもふたりの心が「教養」で繋がっているとわかるのも良くて……。
> 定子が「ねえ、香炉峰の雪はどんな感じかしらね」と言っただけで、清少納言は白居易の漢詩をふまえてると理解し、御簾を上げる。定子は庭から顔が見えるのも気にせず、「さすが清少納言!」と微笑んでいたという。この話を読むたび、10歳上のお姉さん女房が自分と同じものを読んで教養を共有してくれているのって嬉しかっただろうな、と私は定子の心情を想像してしまう。(p33-34)
通読して一番萌えたのがこのエピソードだったので、『枕草子』を読むことを心に決めた。


