deepend "横道世之介" 2026年2月23日

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2026年2月23日
横道世之介
横道世之介
吉田修一
微光が射しているような、人生が動き始めた時期をスケッチした感じの小説。 世之介って真面目でも不真面目でもなく、やる気があるわけでもないわけでもなく、捉え所のないするんとしたキャラクターなので、感情移入は出来なかった。 図々しいというのか自然体というのか分からないけど、人からの評価に怯えることなく、他人に近寄ったり仲良くしたりしている様子が「人間のことが好きな人間」って感じだなあ。 終盤の、春の都内をカメラ片手に世之介が歩き回るシーンが切ないけど暖かくて良かった。
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