
幽霊
@kikichacha
2026年2月13日
スプートニクの恋人
村上春樹
読み終わった
僕、僕が想いを寄せている対象のすみれ、そのすみれが恋をしている対象のミュウ、この3人のお話。
村上春樹特有の「こちら側/あちら側」という概念も出てきて、正直 最近読んでいた初期作品よりピンと来なかった。
ただ、すみれが悩みながらも小説家を志しているキャラクターなので、作者自身の本を書くことへの考えもその描写の中に滲み出ているのかなと思うところがあった。
作中でミュウが口にした「結局いちばん役に立つのは、自分の身体を動かし自分のお金を払って覚えたことね。本から得たできあいの知識じゃなくてね」というセリフを踏まえて読むとなおさら。
あまり同一視するのも良くないのだけど、今回はそういった方向で興味深く読んだ。