"カット・イン/カット・アウト" 2026年2月22日

傘
@umbrella__um
2026年2月22日
カット・イン/カット・アウト
夢中になって読み進めた。 登場人物たちが、みんなそれぞれに芯が通っていてまっすぐで真面目で、体当たりで目の前の仕事や起こることに向き合うからこそ葛藤してしまう、という姿が人間らしいと思った。同時に読んでいる自分自身も苦しくなる場面もあった。 また、「働く」ということについても考えさせられた。個人的に、どの世界で働いていたとしても働く理由として“生活のため”が前提としてあると思っているが、仕事に生活が侵食されてしまうというのは苦しいことだなと思った。たとえ皆が羨むような名声やお金を得られる世界であっても。 著者の『カモフラージュ』を以前読んだ時にも思ったが、食べ物や料理の描写がとにかく美味しそうで、香りが実際に漂ってくるかのようだった。
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