カット・イン/カット・アウト

19件の記録
- 結@yi_books2025年8月21日読み終わったメインキャストがみんなとても魅力的で、それはきっとそれぞれが人間臭さを抱えているからなんだろうなと感じた。 心の機微を拾う描写がとても丁寧で、心情描写の透ける景色や心情ありきの彼らの行動に、唸らされてばかりだった。 お芝居、とりわけ舞台演劇が大好きなので、そういう意味でもとても好きな作品になった。 とっても良かったな。こういう作品が読めて嬉しい。 松井玲奈さんの作品は今回初めて読んだのだけど、こんなに自分に刺さると思っておらず慄いている。 ほんタメ文学賞の候補作とのことで手に取ったのだけど、他の作品も必ず読みたい。 ほんタメとあかりんに大感謝。
- ぼう@book_252025年8月16日読み終わった舞台上の一度のキャストチェンジが人生を大きく変えるお話 舞台を降板することになってしまったアイドルの子の心情がすごくリアルで、苦しくなってしまいました。求められることに対する喜びと、期待に応えられないことへの恐怖や自己嫌悪がひしひしと伝わってきて、うわぁーって心がかきまわされました… 最近はアイドルの推しが舞台に出演することがよくあるけど、どうか体を崩さずに笑顔でいてほしいと心から思いました💃 作中で一番はっとされられたのは、「アイドルの目が輝くのは、彼女達が人知れず傷つきながらもここまで歩んできた証なのか。」という文でした。これは松井さん自身がアイドルとして活動してたからこそ表現できたのではと思いました。 初めて松井さんの作品を読んだけど、好きでした! もっと読んでみたいです📚
- GuiltyRabbitうさぎ@GuiltyRabbit_usagi2025年6月17日読み終わった借りてきた作者自身の経験から書かれたのだろうなという描写の繊細さと、所々に出てくる鮮明な食事シーンが印象的だった。心情の変化や自分ではどうしようもできない環境の変化に一緒に悩み、自分に合った居場所を見つめ直したいと思わせる作品でした。 今年の夏にはハーマイオニー役で舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』に出演との事で、物語のヒロインに重ねてしまいます。
- ねむきち@ss04122025年6月1日買った昨年、図書館で『カムフラージュ』と『累々』を借りて読み、「作家・松井玲奈すごいな」と思い、小説が刊行されるのを楽しみにしていた。本屋の新刊コーナーで目に入り、買わねば!!!と即決。超冒頭だけ読んだけど、元アイドルだからこそな舞台の練習風景。続きを読むのが楽しみでならない。来週末にでも落ち着いて読もうかな。前ニ作とは雰囲気が違いそうだから楽しみ。
- あんこちゃん@anko2025年4月19日買った@ 大盛堂書店アイドルには疎いのだけれど、以前読んだエッセイ「私だけの水槽」が大ハマりしたのと、ポッドキャスト「真夜中の読書会」での紹介で気になり購入。