
yamase takeshi
@tyamase
2026年2月23日
死んだ山田と教室
金子玲介
読み終わった
audible
設定が面白い。男子校の死んだクラスメートが教室のスピーカーで声だけで生き返るみたいな話。男子校のくだらないノリとかくだりとかが面白い。アホな事してた自分の高校時代が思い出される。
声だけになるっていう設定がaudibleと相性がいいと思う。死んだ山田が声だけで戻ってきて最初は嬉しかったけど、徐々に状況に違和感を感じるクラスメート。成仏できてない。健全ではない。という言い回しが印象的だった。
こっから僕なりの解釈。
人が死ぬ時は人に忘れられた時。
進級して、卒業して、就職して。時を経て、故人はどんどん生きてる人の中で薄れていくもんだなと思った。けど逆に、故人をずっと思って自分が前に進めないのはダメって事なのかとも思う。自分が死んで周りの人たちはどう思うだろうかって考えさせられる。今どう生きるか、周りの人たちにどう接するか。
『死』と少し逸れるけど、マリーアントワネットじゃん。という何気ない山田の一言に救われた和久津。自分では空っぽの人間。と思っていても他人の人生や生き方に大きく影響を与えてるっていう事。あと、和久津の魂のど真ん中から叫べって言葉が熱くて良かった。