おかだ "リボンちゃん" 2026年2月16日

おかだ
おかだ
@sheisall
2026年2月16日
リボンちゃん
リボンちゃん
寺地はるな
叔母の加代子から「リボンちゃん」と呼ばれる百花はよくわからない店の正社員として勤めながら、毎日を過ごしている。小学校の頃、学校に行きたくなかった百花を励ますために母が髪につけてくれたリボンをきっかけに、大人になっても毎日大きなリボンをつけている。よくわからない店のアルバイトの男に嘲笑されても、気にせず次の日にはもっと大きくて派手なリボンをつけてくる位、自分の信念を大事にしている。でも百花自身は「強いわけじゃなく、鈍いだけ」というけれど。加代子の夫が営んでいた元テーラーだった店で、身近な人たちの下着製作の依頼を受けることになり、百花は下着を通して自分の未来の道を少しずつ歩いていく。一冊の単行本だけだと、まだまだ語られてないところ、知りたいところがあった。言葉足らずなところもあったように思えるが、それぞれの登場人物が魅了的で、色々な事情を抱えているが、その抱え方が素敵だった。書きすぎない、軽やかだった。もっともっとこの後のことも見てみたい。
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