
くりこ
@kurikomone
2026年2月24日
権利の名のもとに
保井啓志
第三章 シオニズムにおけるクイア性の系譜
ユダヤ人男性が、「去勢された男性であり女性的である」と、もともと差別されていた女性性とクイア性を投影されることによって排除されていたことを初めて知った・・・。
ユダヤ人が自己の男性性を回復するために、「なよなよした女性的」であるイメージをを克服しようとして、筋骨隆々の「健康的で」「男らしい」身体性が推奨され、シオニズム運動と連動して動く。
ここで、「男らしく勇敢」なユダヤ人が、国家に遣える人物になろうとしてナショナリズムに走ってしまう過程が興味深い。
更に著者は、「家」を意味する「バイト」という単語をイスラエルの政治家が巧に使うことによって、家から排除されている性的少数者を包括しようとしていることを指摘する。
参政党が、常に不可視化されている主婦に一見優しい政策を打ち立てているのと、似ている・・・。
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