
よろこびイサンディ
@yorocobi_isandy
2026年2月25日
読んでる
副題にもある通り、デカルトからライプニッツまでの哲学者について、その哲学史が一冊にされている。
近代の黎明期と表現される17世紀。
その時代を代表する哲学者の哲学について、著された本である。
昨年末、下村寅太郎著『ライプニッツ』を読んでから、熊野純彦著『西洋哲学史』まで進み、それらの書籍に比べれば、幾分か読みやすい。
著者の来歴に東京大学以上の大学と関わった形跡が認められないことから、彼はアカデミズムの世界におけるメインストリームを歩まなかった人であることが推察される。
あくまで憶測の域を出ないけれど、かような人が名の通った出版社から本を出すためには、読みやすさを追求する必要があったのではないか、と思われる。
言わずもがな、難しいことを簡単に書くことほど、難易度の高い作業はない。
著者の努力の結晶の一つである著作に触れられる経験は、何物にも替え難く、近代黎明期の哲学史への僕の理解を助けてくれるだろう。
現下、第二部のスピノザの項目の終盤に差し掛かる辺りを読んでいる。
できることなら、今月中に読了を迎えたい。