
いち。
@tokisakananao307
2026年2月25日
流浪の月
凪良ゆう
読み終わった
「私は文に好意を抱いてはいない、性的な温もりも求めていない、でも一緒にいたい。この気持ちを言葉にできるなら、できたなら、よかったのに。」
父と母がいなくなったことをきっかけに、小学生の更紗は傷心していたが、大学生の文に出会って幸せな日々を送った。文が私の居場所なのだといわんばかりに。だが世間はこれをよしとしなかった。
十五年経ったある日、再び2人は出会う。文を傷つけるかもしれない、それでも更紗は願う。どうかもう一度、文と一緒に過ごしたいと。
事実と真実は違うのに、抗うことを諦めずに生きる2人の姿を見て励まされ、人間という生き物の恐ろしさと優しさを知る。人間に、自分に向き合うきっかけを得ることができる傑作。

