
汐見
@siomi250927
2026年2月25日
会話の0.2秒を言語学する
水野太貴
読み終わった
「ゆる言語学ラジオ」の水野大喜さんの本。
会話の中で相手の言葉を聞いてから、自分の言葉を発するまでの0.2秒の間にどのような処理が行われているのか。
関連する言語学の主要な説や研究者を取り上げながら、分かりやすく論じられている。
終盤、「200ミリ秒のターンテイキング図式化」を見ると圧巻。相手の発話に対して、聞き手は文構造を解析し意味を推論・解釈し、会話の切れ目(自分の発話のタイミング)を伺いながら応答内容を考え文章にして…ということを頭の中で行い、タイミングが来たら応答を口にする。意識するとまともな会話ができなくなりそう!と思った。
実際にはこんな応酬を日常的に行なっていて、その日常的に行なっていることに着目するとこんなにも面白いのだ、という本。


