
はな
@hana-hitsuji05
2026年2月25日
隣の国の人々と出会う
斎藤真理子
読み終わった
図書館本
図書館で借りた
この「あいだで考える」シリーズ本当に良い。
なんか読み終わりたくなくて、他の本や5分文庫を幾つも経由してしまった。ずっと読んでいたかったのに読み終わってしまった…
途中で昔、パッチギを初めて観た時のことを思い出した。その時は「彼らは私の近くにいないから知らなかった」と思った気がする。
本当にそうかな。みんな、周囲に黙って演じて、コアな部分なんか簡単には知らせない。
自分がなんて無知で馬鹿だったんだと痛感しながらページをめくり、その間は分身みたいなオバケが静かにずっしりおぶさり続けてくる気持ち。
自分が生きている間にそれが叶わなかったとしても、自分のことを理解しようとして文字や本に残してくれる人がもしいるなら、全く報われてこなかった時間が、どんな形かで救われるだろうか。確かに「サイ(あいだ)にはソリ(声)が溢れて」いる。
第1章からずっと、先を読め、もっと知ることがあると、オバケが静かに私の動けない体をグーっと押して連れて行こうとする感じ。
あとがきの言葉が自分の内側のどこかでウワーンと反響している気がする。
「これが最後かもしれない」「今言えることを言っておかなくては」という感覚を知ってる。
ちょっとこの本の伝えてくるものの力に圧倒されて、読み終わって顔を上げても、本の中から心が少し戻れていない感じがする。









