やぎさん "盲目的な恋と友情" 2026年2月26日

やぎさん
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@goat_230
2026年2月26日
盲目的な恋と友情
辻村さんの本久しぶり!めっちゃスルスル読めた。どっちにも感情移入できないけど中高時代を思い出すとるりえの気持ちはちょっと分かる。美波と分かり合えない描写がとてもリアル……美波が蘭花にいう「客観的なところが好き」というのは本心で、つまり客観的でないるりえとは付き合っていられないんだろうと思った(蘭花も恋愛に関しては客観的ではないけど)。自分がトレーナーの被害に遭えばよかった、と言ったるりえに激怒した美波が印象的で、その理由が特に深掘りされないのが本当に見てるものが違うんだなと感じさせられてよかった。直接怒りを伝える美波は優しいと思う。るりえと蘭花が自他ともに認める唯一の親友ならるりえの気持ちも分かるけれど、別にそういうわけではなく、美波にも星近にも怒りを覚えているのが見ていて辛い。主人公2人の世界がすごく狭く見えるように書かれていていい感じに不安になる。 個人的には友人への執着心は中高時代にある程度自分でコントロールできるようになるものだと思うけど、それこそ思春期をまだ経験してなかったるりえは幼い感覚のまま大人になってしまったのかなと思った。
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