らこ "なぜ日本文学は英米で人気があ..." 2026年2月23日

らこ
らこ
@rakosuki
2026年2月23日
なぜ日本文学は英米で人気があるのか (ハヤカワ新書)
2010年代から始まった英米での日本文学ブームの経緯や実情を翻訳家の鴻巣友季子さんが論じている。 かつては村上春樹一強で、ムラカミの壁が厚いがゆえに他の作家が海外に出ていきづらい風潮があったが、今は村田沙耶香や川上未映子、柚月麻子をはじめとする女性作家の人気が高いほか、猫や図書館、書店などが出てくるマジカルな作品(ヒーリング文学というジャンルらしい)の需要が高いとのことだ。 独立系の出版社が翻訳文学に力を入れていたり、日英翻訳家の養成が進んでいたりという背景があるそうで、興味深く読んだ。 『ババヤガの夜』のように、海外で受賞してから日本で話題になる、いわゆる「逆輸入」現象があるというのも新鮮。 英米で話題になった作品を読んでみるという、新しい文学の楽しみ方もしてみたいと思った。
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