たのくら
@tan0kura
2026年2月27日
そういうふうにできている
さくらももこ
読み終わった
妊娠・出産をテーマに書かれたエッセイ。
経験したことを自分の感性で切り取って全力で感じて、その感じたことをこんなに読ませる文章にして残せて、羨ましいなあ。
羨ましいと思うこと自体、烏滸がましいような気がするけど。
ご出産は1994年かな?妊娠出産という生物学的な出来事は30年で変わらないはずだけど、一般常識だとか文化的な面では結構時代を感じて面白い。
妊活も産院探しも名付けも、本を買ったり信頼できる人伝で情報を集めたり。今みたいにネットに色々ないもんね。体重制限も今より厳しい!
印象的だったのは最終章「出発」より、不安定な世の中で子どもを持つことについて。
「二十世紀の終わりに、地球に何が起こるのか起こらないのか、それを一緒に体験しようじゃないか、と思う。そして二十一世紀の幕開けも、一緒に体験したい。」
「どうせなら嘆くより愉快に懸命に生きた方がよい。」
今この時代の日本に産んだ子どもたちは幸せに生きていけるのか、生きていってほしいと祈っているけどどうなるか…。
そんなふうに感じてたけど、これってきっと今までのどの時代の親にも共通する悩みなんだ。前向きに生きていこうと思えた。励まされた。
