たのくら "コンビニ人間" 2025年11月25日

たのくら
@tan0kura
2025年11月25日
コンビニ人間
コンビニ人間
村田沙耶香
数年振りによむ小説第二弾。結末が気になって後半は飛ばし読みしてしまって、とはいえ表現ひとつひとつも見逃したくなくて途中から読み直した。 人ってそんな躍起になって「異物」を排除するかな〜?と思ったけど、ただ存在してるだけの場所だったら気にしないってだけで、大事なコミュニティや半径数メートルだったら皆やるかもな。文字で伝わる印象よりずっと五感に訴える違和感があるんだろうし…。 判断の拠り所やつながりが少ないほど何のために生きていくのか分からなくなってセルフネグレクトっぽくなってしまうのは身に覚えがあった。 拠り所になりうるもののなかで一番シンプルな「自分の快不快」を基準にするという選択肢を主人公は折られてきてるから立ち返る場所がないんだよね。 まあ周りの大人の立場なら折るしかないんだけど、この人の場合…。 自分も他人からコピーしてインストールした「良さそうな行い」を真似てるだけのときがたくさんあるから、もしかして周りから見たらこんな感じ?って思ったら怖くなっちゃったな。 ここまで極端じゃないけど(小説ってそういうもん)。
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