
一年とぼける
@firstareethe
2026年2月27日
読み終わった
感想
姉がいわゆる「親日系」韓国人YouTuberの尹錫悦デマを信じていたのをきっかけに。その場でデマだとはっきり否定はしたが効果はなさそうな感じだった。
尹錫悦のセルフクーデター未遂時に感じたリアルタイムの心配や事態の大きさへの矮小化への怒りもあって、自分もしっかり勉強しなければという必要性を強く感じ読む事を決めた。
「いかに多くの人々が現代史で亡くなったか。日本と韓国の現代史の差は、端的に一九四五年以降に社会運動や民主化運動、戦争などで亡くなった人の数を比べるだけで明らかだ。その命の重みが現在をかたちづくっているのであり、その分だけ社会の葛藤の様相も複雑になるほかない。」(p.201)
「南北分断に触れる場合に日本のフォロワーから「申し訳ない」という言葉が寄せられることが稀にある。(中略)ただ心の中で「そう思うならば、日本社会で朝鮮半島の分断解消や平和に向けた声をあげてほしい」と思っている。」(p.272)
日本人読者という立場で読むものへの掣肘含め、日本とはイエスノーで答えられない複雑な問題を韓国や朝鮮半島に投げ出せる、投げ出し続けてきた立場である事を改めて強く認識させられる。だからこそ、韓国や朝鮮半島への安易なデマを信じてしまう「日本人」の無責任さに憤慨を覚える。家族というミニマムな範囲ではあるが、そのデマへの返答責任は当事者の方々ではなく、「日本人」としての自分にある。








