
amy
@note_1581
2025年3月14日
水木しげるのラバウル従軍後記
水木しげる
かつて読んだ
感想
水木しげるが戦時中ラバウルで出会った現地人トペトロとその後50年にわたる交流を綴ったエッセイ
ラバウル従軍の様子やそこで左腕を失くしたことなどが淡々と綴られており、その単調な語り口がゾッとした
また戦地での食糧難やマラリアによる疾病、ともに従軍している人たちが亡くなっていく様子も怖かった
その後現地の人との交流には心があたたかくなったり、トペトロの葬式を執り行い喪主となったことなども描かれていた
戦後の殺伐とした世の中とそのなかで生きてきた水木しげるのフラットな目線が余計に当時の様子を如実に伝えてきた。当然のことだけれど戦争は恐ろしいし一番踏みにじらるのは市井の人たちなんだな

