
Blueone
@bluestuck4
2026年2月23日

本をすすめる
近藤康太郎
読み終わった
批評とはプリズムを通して出てきた光を言葉にすることだ。大切なのは作品の空気を感じることだ。
考え方に身体的な要素が感じられて、めちゃくちゃおもしろい。近藤式読書の実践は、今年の目標の1つなのです。最後の最後、やられてしまい、この本でもじんわりと泣いた(これは事実だから)。
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作家をリスペクトする。それは、言い古された褒め言葉をリサイクルすることじゃない。真剣に作品と対峙すること。作品の光を自分のプリズムに通し、屈折して出てきた光を、正確に、誠実に書く。忍耐強く言葉を探すことだ。(p64)
カントやヘーゲルやアーレントを読んでいても、あるいは樋口一葉や岡本かの子を読んでいても、分からないことだらけだし、中身やあらすじを「十分で解説」なんてできない。というか、したくない。結局、残るのは作品の空気なんです。そして、そこが尊いんだと思う。AIがお手軽にまとめるあらすじなんや梗概なんか、どうだっていい。空気を感じることです。(p208)


