本をすすめる

103件の記録
お天気娘@otenki2026年4月8日買った読み終わった@ 自宅最後の章で料理のレシピのような 「秘伝マニュアル 書評の書き方」が明かされる。 それは、とても緻密。 一方で著者は 〈ある本を読んだ。こんな感想をもった。 言葉で説明するのが難しい、自分にしか分からないような感覚。こんなこといったって、だれも分かってくれないよ。それくらいにぶっ飛んだもの。あるいは「これ、放送禁止だろ」みたいな危ない言説。そうしたうわごとに、道をあけとけということなんです〉 という。 そこは、野蛮だ。 書評を書くための本だけれど、読んでいるとだんだんちがう所へ連れていかれる。 〈読み方だって人生なんですよ。「自分はこういう人生を歩んできたからこそ、この本は、こう読めた」ということ。〉 子どものころ貧乏で、父との軋轢もひどかった。“不器用”で、新聞記者として働き始めてからも七転八倒した著者の、歌人の本についての書評が本書にある。 〈生死の縁を行き来し、大海で溺れる著者を救ったのは、「文章を書く」という頼りない小舟だった〉。 こう読んだのは、彼が本の中に自分の人生を見たからではないか。 自分の内面を肥やし、言葉というパズルを組み立てて人を本へ呼び込む。本や映画や音楽を体験することで、自分というプリズムを研磨できる。インスタントなやり方ではない。長い旅になる。 でもそうすると、味気ないと思っていた日常の別の景色が見えてくる。ふだん気づけてないけれど、人生は旅だ。 「わたしの読んだ本の呼び込み」する日常、楽しいじゃないか。 〈うまく伝わったなら、あり得べきもうひとつの未来が、読み手の心にも現れるだろう。たとえそれが、夢であり、うわごとであったとしても。 言葉の価値、文章を書く意味なんて、そこにしかない〉。
かわいーぬ@inu_02162026年3月24日読み終わった書評の具体的な書き方の章は飛ばし読みで読了。 最後の章以外は、書評を書かずともある程度多くの本を読みたい読者のあり方の参考になった。 これは、と思う箇所に傍線を引いて、そのまま抜書きをせずに寝かせてから再読し、厳選することで抜書きの価値が高まる、など。

うーえの🐧@tosarino2026年3月24日読み終わった⭐️⭐️⭐️⭐️ 年間何百冊と活字の海を泳ぎ、哲学や批評の深い森を歩き回って、いざ自分のブログでその体験を言葉にしようとしたとき。どうしようもないもどかしさに襲われることはないだろうか。 ニーチェの鋭い洞察や、古典が持つ圧倒的な熱量に触れて確かに心が震えたはずなのに。いざ画面に向かうと、「面白かった」「深く考えさせられた」といった、誰でも書けるような陳腐な言葉しか出てこない絶望。自分の内側にあるはずの豊かな感動が、文字にした途端に痩せ細っていくあの感覚を、本気で本を読み、本気で書こうとする人間なら一度は味わったことがあるはずだ。 本書『本をすすめる』は、そんな「書くことの業」を背負ってしまった人のための、実践的な見取り図である。 これは単なる文章テクニックの指南書ではない。あなたがこれまで読んできた無数の言葉たちを、どうすればあなたという「プリズム」を通し、独自の光として放つことができるのか。そのための思考の型であり、批評の作法を書いた。 AIがそつなくきれいな要約を数秒で吐き出すこの時代に、なぜ人間がウンウン唸って書評を書くのか。それは、あなたの身体を通した読書体験そのものが、他の誰にも書けない唯一無二のコンテンツだからだ。あなたが真摯にテキストと向き合い、自分の内面を掘り下げて格闘した痕跡。それこそが、次の誰かがその本を手に取る最大の動機になる。 きれいな文章なんて書かなくていい。手垢のついた感情表現は捨てろ。己の身体と経験という「軸」を通して、泥臭く言葉を立ち上げろ。 もしあなたが、自分の言葉で誰かの心を撃ち抜き、未知の書物へと向かわせるような書評を書きたいと願うなら、ぜひページをめくってみてほしい。言葉と格闘する同志に向けた、著者の技術と思索のすべてがここにある。
かわいーぬ@inu_02162026年3月24日読み始めた途中まで 「理解した」という状態は簡単には定められない。だからこそ、「完全にわかった」という状態を目指そうと気負って硬く本に向き合う必要はない、という主張は新鮮。読書へのハードルを下げてくれた。 自己啓発書はビジネス書はスマホと変わらない、という著者の自説には同意。読書カロリーが低いというか。起き抜け15分に硬め(↑のようなものではない)の本を読むトレーニングはやってみたいと思った。数学ガールくらいがちょうどよいかも。
読書猫@bookcat2026年3月17日読み終わった(本文抜粋) ”書評とは、本が発する強烈な光を、書き手という個人を通し、屈曲して出す光のことだ。個人というプリズムが、絶対に必要だ。“ ”結局、どんな文章にも書き手のすべてが出る。品格、性格、気質、好み、過去の経験とか。しみったれか、ええかっこしいなのか。小利口なのか、大馬鹿か。実直な人なのか、ビッグマウスか。すべて出るのが文章で、また出なきゃうそだと思うんです。“ ”自分にはいくらしつこくしてもいいんですよ。粘着してかまわない。” “自分がつかんだ、自分だけははっきり分かっているおもしろさを、あきらめない。自分が好むものを、まず自分が信じ込む。楽しんだもの、愛したものを、絶対に手放さないということです。” “「さ、今日も元気に夢を見よう」「でっかいうわごといって読者をポカーンとさせてやろう」。そういってPCの前に座る。パソコンなんか、寝床みたいなもんですよ。”
ブックスエコーロケーション@books-echolocation2026年3月13日新刊入荷@ ブックスエコーロケーションブックスエコーロケーション、3月13日(金)open。11‐19時。ご来店お待ちしてます。 近藤康太郎『本をすすめる 書評を書くための技術』本の雑誌社 「感動!」「涙が止まらない」「ほっこり」を封印して〈熱〉を伝える。本の選定・読み方・書評やレビューの書き方を対話形式で詳しく解説。

Blueone@bluestuck42026年2月23日読み終わった批評とはプリズムを通して出てきた光を言葉にすることだ。大切なのは作品の空気を感じることだ。 考え方に身体的な要素が感じられて、めちゃくちゃおもしろい。近藤式読書の実践は、今年の目標の1つなのです。最後の最後、やられてしまい、この本でもじんわりと泣いた(これは事実だから)。 ーーーー 作家をリスペクトする。それは、言い古された褒め言葉をリサイクルすることじゃない。真剣に作品と対峙すること。作品の光を自分のプリズムに通し、屈折して出てきた光を、正確に、誠実に書く。忍耐強く言葉を探すことだ。(p64) カントやヘーゲルやアーレントを読んでいても、あるいは樋口一葉や岡本かの子を読んでいても、分からないことだらけだし、中身やあらすじを「十分で解説」なんてできない。というか、したくない。結局、残るのは作品の空気なんです。そして、そこが尊いんだと思う。AIがお手軽にまとめるあらすじなんや梗概なんか、どうだっていい。空気を感じることです。(p208)


Marie@romarie2026年2月21日読み終わった『三行で撃つ』で有名な近藤さんの本。本をひとに薦めたいけど、どういう切り口で考えるべきな悩んで手に取った。 既刊でも紹介されていた、抜書き帳の話をはじめ、書評を書く前段階からはじまり、書評における礼儀作法や、具体的な取り組み方の指南が続く。 軽く抜書き帳に近いことはやっていたが、3ヶ月おく、とかルールをきっちり踏襲しきれてなかったのでやってみよう。また、書評の書き方もこれに倣って記事をかいてみることにする。

みっつー@32CH_books2026年2月17日読み終わった人になにかを薦めようと思ったことがなかった。 誰からも理解されない、と思っていたわけじゃない。 誰かに理解して貰える言葉が、私にはないと、そう思っていた。 『本をすすめる』というタイトルが目についたのはやはり、自信のない自分への後ろめたさが働いていたのかもしれない。 好きなアニメ、好きなゲーム、好きな小説、好きなテレビ番組、たくさんあるけれど、人にその良さを伝えようとするとうまく言葉にすることができなくなってしまう。 自分にはいくらしつこくしてもいいんですよ。粘着してかまわない。「なんでこの本をいいと思っちゃったんだろう」という疑問を、掘り下げる。みんな、あっさりしすぎてると思う。 近藤康太郎『本をすすめる』p.43 そうか、私は、私自信の「好き」という気持ちを掘り下げず、置いてけぼりにしていたのだ。 小学生・中学生の頃はアニメ(特に深夜アニメ)を見ていると「オタク」と形容されることが、まるで恥ずべき存在のような扱いを受けることがあった。 今でこそオタクはポジティブな意味合いで捉えられることが増えてきた。 オタクといえば作品・アイドルについての専門的知識を豊富に蓄えている人物であり、「推し活」という言葉が出てきてからはオタクは立派な趣味を持っている人であり、公演グッズを大量に購入すれば社会的にはちゃんと経済を回している人にだってなれる。 しかし、以前は影で「あいつオタクらしいよ」「オタクってキモいよね」なんて囁かれていた時代もあったのだ。 とにかく陰口を言われないように、自分の想いに蓋をして、言葉にせず生きてきたためか、気づけば、自分の気持ちを言葉にするのが苦手になっていた。 まぁ、他にも思い返せばいくらでも原因はあるだろうし、シンプルに努力不足ともいえる。 そのツケが今、回ってきた、ただそれだけだ。 ツケが回ったきたのなら仕方がない。 勉強あるのみである。 なにかをかっこいいと思うセンスがすごく大事。かっこいいと思うことに、あまり理由ってない。 近藤康太郎『本をすすめる』 p.131 『龍が如く』のようなハードボイルドな内容のゲームをしていると、男たちの信念、野望、生き様がコントローラーを通して、目と耳を通して直に伝わってくる。 なぜ、今までそのかっこいいを、記録したり、記憶してこなかったのだろうか。 この時点で怠惰である、終いじゃ終い。 その時その時で、ブワァっと鳥肌が立つような瞬間に立ち会えているのに、どうも、私は、私の感覚を蔑ろにしてしまいがちである。 ロックバンドのRADWIMPSが『愛にできることはまだあるかい』でこう歌っている。 何もない僕たちに なぜ夢を見させたか 終わりある人生に なぜ希望を持たせたか なぜこの手をすり抜ける ものばかり与えたか それでもなおしがみつく 僕らは醜いかい それとも、きれいかい RADWIMPS『愛にできることはまだあるかい』 私たちが目標に向かって立ち上がるとき、ままならない現実が次から次へと押し寄せてくる。 やりたいこと、好きなこと、諦めたくないこと、愛していること。 呑まれて消えてしまいそうな想いを強くその手に握りしめて、抗い、しがみつく。 本をすすめる、という話からかなり飛躍してしまったように感じるけれど、人に愛を伝えるということは、これだけ、自分の中に壮大な物語を紡ぎ出すことなのではないかと、この本を読んで、そう感じた。 残り数ページ、私の頭の中は「書きたい」という熱でいっぱいになっていた。 ※noteで書いたので引用部分が分かりづらくなってます🙇♂️





m@kyri2026年2月14日読み終わった@ 図書館めちゃくちゃ自信がなくなる本だった 読みたい本だけ読んでちゃだめだし新刊ばっかり読んでても足りないしわたしの読書は底が浅い あと、本に線を引いたり頁の端を折ったりすることにめちゃくちゃ抵抗があるんだけどそういう人はどうしたらいいですかね…(付箋を貼るのか…) 抜き書きノートについては学生時代に似たようなことを手帳に書き写してたことを思い出した やるか…もう一回!


いずみがわ@IzuMigawa_itsu2026年2月6日読み終わったこの本を読んで頭に浮かんだのはEXILE SHOKICHIさんだった。 音楽を愛し、思うようにミュージシャンとしてのキャリアを歩めない時期にもその好きを手放さなかった。 知ることに貪欲で、好きなアーティストからどんどんdigる。クラシックも聴きに行く。 音楽のみならずワインや肉にもハマったらとことん突き詰め、ブルゴーニュに行ったりエスコンフィールド北海道に店を作るまでやる。 愛。誠実さ。好きを諦めない。学び続ける。 「つまり、必死に生きろ、と。人に親切にしろ。善く生きろということ。書評も、同じだと思うんです。」p304 (ここ…まんましょーちゃん) SHOKICHIさんのように生きて学べば、クラシックの骨格を持った揺るがぬオリジナリティある書評が書けるのか。 明日朝起きたとき15分読書するための古典、忘れずに枕元にセットしておこう。彼ならそうするから。
ゆぅ@Yuring2026年1月30日読み始めたちょっと小馬鹿にしたような表現に、うーん…と思いつつも意外とすらすら読めてしまう。類書との共通性も垣間見得て、悪くないのかもしれない、なんて偉そうにも思ってしまう
yayano@yaya72026年1月30日読み終わった教わる立場のペギーさんはもしや架空の存在なのでは…?と思えるような、対談調の一冊(まえがきや謝辞を読むに、実在するのだろうけど)。お互いに馴れ馴れしい感じが「なにを読まされてんねん」と感じた。あと過去の著作への誘導が多い点も、読みながら少ししらけてしまった。 とはいえ、1つは引用をしようという点や、抜き書きノートを作りいずれの書評に活かそうというアドバイスは腑に落ちたので、すぐにでも始め、3年かけて実践したい。最後の章だけが真に実用的であった。

高橋典幸@takahashinoriyuki2026年1月18日買った@ 青山ブックセンター青山ブックセンターにて。初訪問の店内で自力では見つけられなかったので、書店員さんに尋ねると、親切に探して持ってきてくださいました。ありがとうございます。
あつこ@atsuko_books2025年12月3日気になるXで知ったこれは楽しみ! 来年前半は書評を書くことにがっつり取り組む予定なので、なんともぴったりなタイミング。 評するには、それだけ本を読まないとってところからだけれど……。



















































































