はれのき・ちゅうた "美しき愚かものたちのタブロー" 2026年2月28日

美しき愚かものたちのタブロー
素敵な絵が飾ってあるカフェのオーナーから「原田マハならこの本が最高傑作!」と紹介してもらった本。 「日本人の若者に、本物の西洋美術が見られる美術館をつくりたい」と、西洋美術コレクターとなった松方幸次郎をめぐる物語。松方の死後、戦時中に敵国資産としてフランスに徴収されてしまったコレクションの返還交渉と、生前の松方のコレクター時代の話が入り混じる。 1章ずつ噛み締めらながら、ゆっくり読み進めた。 コルビジェの設計した国立西洋美術館は、このコレクションのために出来たと知った。 建築に至るまでに、こんな大変なドラマがあったのか。 松方さんの意志に共鳴して、時代を超えてこれほど多くの人が、国を動かした。 そうした想いを知ると、本書で挙げられた絵画にも俄然興味が出てきます。 今美術館に行きたくて仕方がないです。
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