焼き海苔 "さよならジャバウォック" 2026年2月28日

さよならジャバウォック
最近になって伊坂幸太郎さんの本を読むようになりました。売れているのには訳がある。どんどん引き込まれていくストーリーや生き生きとした登場人物に惹かれますね。 この本は最初DVの話かな……あんまり好きな話題じゃないなと恐る恐るな感じで読み始めたのですが、スケールの大きいお話で楽しく読めました。SFが好きなのでワクワクしたし、亀が出てくるのも可愛かったし、ジャバウォックの設定もダイナミックで面白かったです。 最後にネタばらしされるのが痛快! あ〜 なるほどね! 分からなかった! という してやられた感がたまらないです。でも腑に落ちない点もあるので(これは私の理解不足)、また後日再読したいです。 《以下ネタバレ》 何人も死傷者が出たのでハッピーエンドではなかったにしろ、最後はまぁ落ち着くところに落ち着いた、という感じ。だけど、母親を20年間失っていたっていうのが想像するだにツラい。そして同時に娘を20年間失っていたおばあちゃんもツラい。それはどうやって取り戻すのか。取り戻せない月日ですよ。ジャバウォックのせいなのだけれど。 ちょっとね、そこの絶望感とか喪失感が心を重くしましたね。 翔くん(とおばあちゃん)の前向きな言葉が頼もしいです。それが救いです。
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