
本好き司書
@snow_
2026年2月28日
出版という仕事
三島邦弘
読み終わった
書店存亡の危機 国で対策を検討
近年マスコミが煽るように報道する風潮に
どことなく違和感を感じていた
それに一つの答えをくれた本
著者のミシマ社社長の三島さんは
出版はコンテンツ制作という以上に
「ものづくり」だという
誰かにこれを伝えたい その想いのマグマが
企画、編集、装丁、印刷、製本と
幾多の人の手を経て 一つの作品となる
そうして世に送り出された本の
紙の手触り、印刷の色合い
そこにある「確かさ」は今の時代にこそ
求められているものだと思う
逆に言えば マグマのない本は
秒で類似情報の波に押し流される他ない
そんな情報はネット上に腐るほどあるのだから
置いておくだけで本が売れていく
時代が終わったのは 確か
読者が求めるものが変わったのだから
出版社も取次も書店も 根本的に変わらなければ
小手先の延命策を講じたところで生き残れまい
一読者としては
三島さんがいう「おもしろマグマ」
が詰まった本をこれからもたくさん読みたい

