出版という仕事

53件の記録
- あつこ@atsuko_books2025年9月14日読み終わったp67 本には、おもしろマグマがある。それがあるのが、本。源泉ないし源泉の入った湯が「温泉」であり、温泉のもとを混ぜただけの湯を「温泉」とは呼ばないよないように。 p100 ある期間(締切ですね)のなかで精一杯書き、納得のいくものに近づける。逆にいうと、それしかできない。 この期間限定の行為のなかに、命を、マグマを、こめる。 これができる書き手をプロと呼ぶのだと思います。 p199 1年の断裁数を考えるにあたり、仮に、新刊点数8万点の平均初版部数をいったん300部と見積もります。返品率40%なので、 3000x80000x0.4=96000000 となります。 返品数で約1億冊! この大半が断裁されている。実際は、これよりずっと多いはずです。 ・・・ 今いる環境でできることを探し続けたら、昨年から想像もしなかった本づくりに携わることになった。 私は編集者でも著者でもなく、本をつくると決まってからチームに入る立場なので、それこそちゃんとマグマがある本、マグマがあるチームだといいな、とどこか他人任せに祈っているところがあった。 いろんな事情があるにせよ、必ずそこにマグマはあると一旦全力で信じてみようと思った。まだ見えていないマグマの勢いを私が弱めることはあってはならない。そしてできることなら、もしもマグマが小さいまま走り始めているのなら、それをさらに熱く、勢いよくできる存在になりたい。 自分の今の技量でそんなことを思うなんて、ほんとうに身の程知らずではあるけれど、それでもその気概を持って取り組むことが大事な気がした。
- Mitsu@Kuromitsutoh2025年8月30日読み終わったデザインの仕事は「ものごとを編集する」ことなのだなと最近感じて、編集と聞いて最初に思い浮かぶ「出版」にまつわる本を手に取ってみた。 これが大当たりで、本書に出てきた「クリエイティブの三角形」の考え方は自分が言語化できていなかったものを言葉に、そして可視化してくれていた。また読みたい。
- 渡辺洋介@yskw05142025年8月20日読んでる通勤読書出版界はきびしい、それは間違いありませんが、出版をめぐる現場の動きは活況を呈している。というか、かつてない盛り上がりを見せているのです。P197
- おこめ@ocome_squash2025年8月19日読み終わった面白かった。 面白さを伝えるということを徹底して書いていてわかりやすかった。 出版業界が明るいかはちょっとまだ信じられないけど、確かに数字に表れてこない盛り上がりはあるなと思った。
- 辰巳@divinus-jp2025年7月23日読み終わったおすすめブックマーケットでの戦利品のひとつ ご本人のサインももらって ホクホク読み始めたら、冒頭近くの「実際に触ることのできるペットと、ペットの写真では癒され度合いが違う」から、グッと胸ぐらをつかまれる そのあと、三島さんの熱量に置いてけぼりになることもあって、あれ?も楽しかった オワコン業界のみんな、おすすめ
- Takahiro Hirano@taka_1642025年7月10日読み終わった本は「ものづくり」という三島さんの考えには激しく共感。「本がモノである」ということの意味をもっと深く考えてみたいと思った。