郭楽紘 "夜の道標" 2026年2月27日

郭楽紘
郭楽紘
@kaku_hami
2026年2月27日
夜の道標
夜の道標
芦沢央
塾の教師の殺人事件と、当たり屋の少年の話。 芦沢央の小説にしてはそこまで人間の嫌らしさは感じなかった気がする。時代設定の妙があって、そこをうまく突かれたなという感想。 あとは桜介の思いやりがまったく波瑠には響くものではないのがかえって残酷だった。善意が恵まれた立場からの施しになってしまうところまで考えが及ばないのは小学生だから仕方はないとはいえ、すれ違いがただただ悲しい。それゆえに善意も悪意もない阿久津と過ごすのが楽しかったんだろうな。
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