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郭楽紘
郭楽紘
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@kaku_hami
年間150冊本を読むことを目標にしています。 これまではBlueskyの方で記録をつけていたので、URLはそちらのページ。
  • 2026年10月7日
    黄砂の進撃 改訂完全版
    『黄砂の籠城』の義和団視点での話。 ただの舟漕ぎだった張徳成が義和団の代表的な立場になっていき、北京籠城から解放に至るまで。 きっとこれまでの農民反乱もこんな感じの雰囲気だったんだろうなという気にさせる。ついてくるものを騙しつつ、拡大していく勢力を持て余し、それゆえに碌でもないものも混ざっていく。張徳成の預かり知らぬところで朝廷にはいいように利用されていくのも悲しい。もう少し優秀な幹部が数人いれば話は違ったんだろうな。ちゃんと時勢を読める人が思い通りにいかないのは辛い。 両サイドの話を読むことで一番印象が変わったのは栄禄かもしれない。
  • 2026年10月3日
    あの魔女を殺せ (創元推理文庫)
    他者の魂を別な肉体に移せる魔術を使える魔女の話。登場人物のうち4人くらいの視点で物語は進んでいく。 設定は面白く、途中まで一体どんなトリックで、誰が犯人なんだろうとワクワクしながら読んでいたけど、オチはちょっと残念だった。そんな展開ありなのかって思ってしまう。事件解決後のエピソードはちょっとゾッとするけれども、それもそれであまりにも常識はずれな行動なので本当にそれでいいんかいという気分にもなった。
  • 2026年10月1日
    邪鬼の泪 浮雲心霊奇譚
    第二シーズン四作目。人の子を喰らう鬼の話。 物語はクライマックスに近づいているようで、特に土方の内面に深く入り込んでいく物語だった。途中堕ちてしまったのかと思ったけど、終盤には普通に出てきてたりしてアレっとなったり。一体どんな結末を迎えるのやら。 しかしながら、八十八のキャラが恋しい。
  • 2026年9月30日
    隠蔽
    隠蔽
    刑事物はなんだかんだ好きで読んでしまう。 天祢涼の「敬慕の行方」は不祥事の隠蔽で魔が差してしまうのがちょっとわかる。あれですぐに報告しましょうって言えるかといったら自信ない。 堂場瞬一の「英雄」はすごい面白かったのに結局なんでそうなったのかまで語られなくてそこがモヤモヤする。 福田和代の「心の声を聴く」は特殊能力モノ。心拍数で判断ってのが絶妙だと思った。
  • 2026年9月28日
    ABC殺人事典
    他の本もいくつか読んでいたのでこちらも読んだ。 アルファベットにちなんだショートショート26話。 「殺人事典」となっているけど、全部が全部殺人というわけでもなく。個人的にはA,F,K,O,Sあたりの話が好きだったかな。 あとは作者が仕込んだギミックには半分くらいは気付いたけど、完全には解ききれなかったな。ただ、これをやりたいがためのこの構成なんだとしたら、もう少しすっきりはしたかったかも。
  • 2026年9月27日
    JK VI
    JK VI
    JKシリーズ完結。時代的には高校事変シリーズや令和中野学校シリーズのちょっと前。『JK Ⅴ』て高校事変シリーズとの繋がりを強くし、『高校事変23』とリンクした。 松岡圭祐のシリーズは優里結衣との違いのためか、強いようで強すぎないようになっているように感じて、それがもどかしく思えたりするのだけれど、今回はそれによって有坂紗奈は救われたのかもしれない。ここから高校事変の間にもまた物語があるのだろうけど、有坂紗奈には平穏に生きてほしい。 それはそうとして、これどのシリーズも追っている人以外が読んだらどういう感想になるのだろうか。
  • 2026年9月25日
    恋愛禁止
    恋愛禁止
    『出版禁止』や『掲載禁止』が面白かったので、この本も読んでみた。角川ホラー文庫カテゴリなので怖さも期待して。 ある一人の女性がある男性を殺すところから始まる話。そしてその殺人が後々纏わりついていく。 オカルト的な怖さというよりは、人間の執着心や依存心の怖さという感じ。精神がヤバい人ばかりが出てくるせいで、まともな人すら「こいつもひょっとして裏ではヤバいのでは?」と疑いたくもなってしまう。 それはそうとして、何か一つにそこまで依存したり執着したりできるのはそれはそれですごい。
  • 2026年9月22日
    幽冥の岸 十二国記
    十二国記の短編。前作の『白銀の墟 玄の月』のサイドストーリー。 争いの後に償いとして骨を集め慰霊をする民、若き琅燦、争いの中驍宗を支援する人たちとそれに巻き込まれるなにも知らない子、争いの後の泰麒。これを読んだ後にまた泰にまつわる話を読みたくなる。特に『白銀の墟 玄の月』は復習も兼ねて読みたい。そして読んだ後、また『幽冥の岸』を読みたい。 個人的に印象に残ったのは李斎と陽子の会話かな。それぞれの常識が大きく異なっていて、同じ現代日本を経験したからこそ泰麒の気持ちもわかる陽子の存在が際立ったように感じた。
  • 2026年9月21日
    教授選クエスト 〜黒い善意と白い悪意〜
    タイトルに惹かれて購入。フィクションを織り交ぜながら著者が教授になるまでの話を書いた本。 『医龍』みたいな感じのドロドロ足の引っ張り合いみたいなものを想像して読んだら、嫌な政治の世界の話って感じだった。対抗馬とのやり合いとかは特になく、どんな働きかけや妨害があって落選したかという失敗談のようなもの。 なんかこう、外から見るとくだらないことしてるなぁと思うものの、パッとしないけど自分の弟子にポジションを用意してあげたいという気持ちもわからなくはない。
  • 2026年9月21日
    鳥物語
    鳥物語
    物語シリーズ最新刊。斧乃木余接が阿良々木月火を探す話。 まず最初の感想としては次巻が気になりすぎる。この巻は次巻のための前置きと言ってもいいくらいとにかく終盤の展開がアツい。 これだけ物語シリーズの中でも存在感があるのに、不思議なほど表に出てこない不気味さが恐ろしい。そして別な世界との繋がりもあるのかと気になってもしまう。火憐の洞察力も天然で怖い。
  • 2026年9月19日
    幼なじみが謎解きをしかけてくる
    Twitterで謎解きがたくさん出てくる本として流れてきたので読んだ。謎解きの神になってしまった幼なじみを謎を解いて人間に戻そうとする主人公の話。 久々にどっぷりなラノベを読んだのでそのテンプレ的な感じに若干の懐かしさと己の許容量の縮小を感じる。謎自体は割とオーソドックスだし、大謎を上手い具合に使ってるなぁという印象。ただ紙もの謎ならいいけれど、その空間にあるものを使うような謎だと文章だけだとちょっと難しい。謎解きはやはり現地で解いてこそなのだろうか。
  • 2026年9月17日
    魔法律学校の麗人執事2 ブラッディ・バトル
    シリーズ2冊目。今回は十二月田麗矢とのやり合いがメイン。 テンポもいいし、楽しく読めるけど、どうしてもフィジカル無双が見たくなる。とくに麗矢はちょっとヘイトが溜まりやすいからもっとスッキリしたかったーって気にはなった。あと法律要素をもっと!!って求めてもしまう。 明智左衛門の活躍はいつだろう。
  • 2026年9月16日
    高島太一を殺したい五人
    タイトル通り高島太一が犯した罪を偶然知ってしまった五人がそれぞれ高島太一を殺そうと行動した結果鉢合わせてしまった話。 想像していたストーリーとはちょっと違ったけれど、五人がそれぞれああでもないこうでもないと話し合っている様は面白かった。ただ、みんなで一人の人間を殺そうと思っている職場は怖すぎる。
  • 2026年9月15日
    魔法律学校の麗人執事1 ウェルカム・トゥー・マジックローアカデミー
    魔力ゼロの秀才男装女子とその主人の天才魔法使いの学園モノファンタジー。 野々宮がフィジカルバカ強なのにメンタルが微妙に弱いのがちょっと気になるけどまぁ15歳の女子ならそんなものかという気もする。いっそもっと筋肉だけで無双してもらってもいいのに。 テンポよく読めるので読んでてなかなか楽しかった。次巻も読まねば。
  • 2026年9月13日
    イライザは救いたい
    お梅シリーズのスピンオフ。呪いたいのに幸せにしてしまうお梅に対して、救いたいのに不幸にしてしまうイライザの話。 いい話だなーに見せかけて、オチそうなるんかいという結末。普通に見える人が一番やばいんだという感想を抱いてしまう。 ドタバタコメディ感があるので読んでて楽しい。
  • 2026年9月11日
    火のないところに煙は
    怪談を書くことになった小説家が何人かから怪談話を集めていく話。これまでのこの作者のイヤミスとはちょっとテイストが違うかも。 とは言えども、怪異が怖いというより、やはり人が怖い。とくに「妄言」が一番嫌な感じだったな。どことなくリンクしていくのも、怪異が怪異を呼ぶような感じでゾッとする。
  • 2026年9月10日
    黄砂の籠城(下) 改訂完全版
    上巻に続いて。 足並みの揃わない列強側が柴五郎の統率力により苦境を乗り越えつていったり、その中で語学が堪能だからとあらゆるところを駆け回り活躍する櫻井の姿がかっこいい。教科書の数行にどれだけドラマが詰まっているのか。
  • 2026年9月9日
    黄砂の籠城(上) 改訂完全版
    義和団事件の際の北京籠城を題材にした話。 教科書では「1900年に扶清滅洋をスローガンに外国排斥運動が起こり、清朝もそれに加勢して列強に宣戦布告をしたが、八カ国連合軍により鎮圧され北京議定書を結ばされた。」くらいしか書かれていないが、その最中にこんなにも辛い籠城戦があったことは初めて知った。
  • 2026年9月7日
    嫌いなら呼ぶなよ
    なんとなくタイトルに惹かれて。 独自の価値観をもつ人の視点の四つの話。自分の可愛さを貫く人、ファンを拗らせアンチ化した人、不倫した夫、作家とインタビュアーの喧嘩に巻き込まれる編集者。 どの人もあんまり共感できないと言うか、登場してくる周りの人もあんまりピンとこないと言うか。しっくりハマらなかった感覚。こういう鬱陶しいやついるよなー、に対する天誅が降るわけでもないのでちょっと不完全燃焼気味になった。
  • 2026年9月6日
    ぼくたちの家族[新装版]
    『ぼくん家の神さまたち』が良かったので別作品も読んでみた。 四人家族の母親が脳の病気を患って記憶障害になっていく話。夫と息子二人の視点から物語が進んでいく。 どの視点での物語でも泣けてくる。自分の家族が自分を認識できなくなった時の恐怖や寂しさ、そしてそこに向き合っていかなきゃいけない覚悟や足掻きなんかがすごい胸にきた。非常に良い本だった。
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