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郭楽紘
郭楽紘
郭楽紘
@kaku_hami
年間150冊本を読むことを目標にしています。 これまではBlueskyの方で記録をつけていたので、URLはそちらのページ。
  • 2026年8月25日
    物語の種
    物語の種
    読者から話のきっかけを貰ってその種にストーリーをつける試みの作品集。 有川ひろだからきっと幸せにまとめてくれる信頼感があって、どれも心温まるような話だった。コロナ禍での試みだったので、ちょこちょこコロナ禍についての言及もありながら、それでも人間は逞しく生きていたんだなぁと感じる。 ところどころ宝塚が話に出てくるせいか、ちょっと宝塚見たくなってしまう。
  • 2026年8月23日
    ミステリアンソロジー 騙す
    ミステリアンソロジー 騙す
    騙すことに主眼をおいたミステリアンソロジー。五十嵐律人、楠谷佑、潮谷験が名を連ねていたので読んだ。 タイトル通りでストーリーにはいくつも嘘や仕掛けが施されていて、一筋縄では真相に迫れないようになっていて面白かった。 してやられたりと思ったのは「弱者の幻影」かな。「宦官の嘘」は中国の歴史の話が入っていてちょっとそういう寓話的な感じがして良かった。
  • 2026年8月21日
    ぼくん家の神さまたち[改題・新装版]
    ある四人家族が父親の事故を契機に両親が別々の宗教にのめり込んでいく話。 これはとても面白かった。両親それぞれが宗教によって対立していって、子どもがその対立で板挟みになっていくのがただただ悲惨。周りの友達に恵まれたのが本当に救い。宗田理の『ぼくらの七日間戦争』も出てきてそれに勇気付けられるのも、小学生の時に同書を読んでハマった身としてはなんか嬉しい。 結末の続きはどうなったか知りたいな。
  • 2026年8月19日
    天蚕の糸 琴子は着物の夢を見る
    着物シリーズの4作目。芳子の持っていた天蚕糸で織られた着物の来歴を追う話。 前作が琴子の出生の謎を紐解く話だったけど、今回はその話もありつつもちょっと積極的に追う感じではなかったような。ただ、小春の人間性も垣間見えた感じがして良かった。 ただ本編の内容そのものもさることながら、何よりも天蚕糸とそれで織られた着物の方に興味が強く惹かれた。一体どんなものなのかな。
  • 2026年8月18日
    この恋が叶ったら、きっと死んでしまう
    恋愛+ホラーのアンソロジー。神永学と澤村伊智が書いていたので読んだ。 亡くした恋人だったり、恋愛感情がトリガーになる狂気だったり、そもそも狂っている人だったり。いろんなテイストのホラーが楽しめたので良かった。個人的には黒史郎の書いた「アモル・ヘレオス」が印象に残ったかな。
  • 2026年8月13日
    名探偵のいけにえ―人民教会殺人事件―(新潮文庫)
    ある宗教の教祖と信者が共同で生活する村で起きた殺人事件の話。白井智之のグロさというかぶっ飛んだ人間は他の作品に比べると抑えめかも。とはいえ登場人物がかなりあっさり凄惨に死んでいくのは健在。 トリックや推理は信者の認識と外から見た認識の差をうまく利用した話で、なるほどそうなるのかという部分も多々あって面白かった。
  • 2026年8月8日
    みんなのヒーロー
    売れない俳優がある事件をきっかけに結婚し、そこからまた売れっ子になる話。 基本主人公がどうしようもない男なので、人生が上向いてもいつ報いを受けるんだろうかと思いながら読んでいた。小狡い人間だけど、最終的には良い人というイメージのままいられたのはいいんだろうか。 作中でも言われている通り、主人公がちゃんと鞠子を愛せていれば幸せだったんだろうな。とはいえども、鞠子も相当やばい人だから、果たして幸せとはという気もしてしまう。
  • 2026年8月8日
    探偵が早すぎる (下)
    上巻に続いて下巻も一気読み。 下巻は四十九日の舞台から。親族が揃うとキャラの大渋滞すぎる。一体一華の親はどんな感じの人だったのか。あの一族に入っても違和感のないレベルの人なのか。もうちょっと一華の家庭の話も気になった。そしてホテルで怒涛のように襲いかかる危機をちゃんと先回りして潰していく光も本当に忙しすぎる。 これは漫画やアニメとか映像で見たいなと思ったらもうドラマ化されていたのか。ちょっと気になる。
  • 2026年8月7日
    探偵が早すぎる (上)
    事件発生前の計画から実行の間で探偵が解決してしまうストーリー。テンポよく話が進んでいくので面白い。そして敵も味方もキャラが濃い。 ストーリーも単純な倒叙ものというよりはちゃんと自然にミスが用意されていて、それで探偵が気づくという形になっているのでなるほどそこがポイントだったのかと納得できる。 しかし5兆円も貰ったら何に使えばいいんだろうか。
  • 2026年8月5日
    名もなき星の哀歌
    記憶を売り買いできる謎の店と何かを探している歌手の話。 設定は面白く売られた記憶から謎を解いていくというのもよかった。欲を言えばもうちょっと記憶を取り出している部分を見たかったかな。あと、最初の方は誰のどんな記憶から見つけ出していっているのかがよくわからなかった。 ちょっとずつ記憶の齟齬から話が見えていくのは結構ドキドキした。政治家はもうちょっと話に食い込んでもよかったかな。
  • 2026年8月2日
    密室法典
    密室法典
    前作『六法推理』に続く無法律シリーズ。模擬法廷の密室事件、二通の遺言書、雪山遭難にまつわる失踪、コンカフェでのシャンパンタワーの話。 前作の話がだいぶうろ覚えだからあれだけど、法律要素は前面に出てこなかった気がする。個人的にはスッと読めてよかった。 登場人物がそれぞれの進路に進んでいきそうな感じだったので、それからがどうなっていくのかも気になる。 官僚の就活は大変そうだな…。
  • 2026年7月31日
    なりすまし
    戸籍を買ったり交換したりした人たちの事件の話。 殺人事件から奥さんが本当の戸籍じゃなく、どういう経緯で戸籍を交換していったのかを追いながら真相に迫っていく。旦那自身も戸籍を買った経緯があり、それらがどんどん絡みあっていくのが面白かった。保育士は単純にやばい奴だったけれど。 あくまでフィクションではあるものの、ひょっとしたら知らないだけで身の回りでもそういうことってあり得はするんだろうな。ただHNしか知らない友達もいっぱいいるから、本当の戸籍ってどこまで大事なんだろうな。
  • 2026年7月29日
    銀河ホテルの居候 あのときの夕日を胸に
    銀河ホテルシリーズ5作目。裕作の友人の話と、三姉妹の家族の三女の話と、銀河ホテルの謎解きイベントの話。 裕作の友人の話がこの中だと一番胸にぐっと来た。何気ない一言が人生に影響を及ぼしていたのがわかったり、友人の死に向き合うことが難しかったり。そういうことが自分にもあるのだろうか。 銀河ホテルの謎解きはとても気になる。苅部さんがガンガン意見を出して良くしていくのが、これまでのさりげないアドバイスとはちょっと違って面白かった。 最近はいいホテルに泊まることもちょっと増えてきたので、軽井沢もちょっと行ってみたいなぁ。
  • 2026年7月28日
    高一事変 II
    高一事変 II
    前作に引き続き高校一年生の優莉結衣の話。今回の舞台は千葉の田舎。 結衣ですら戸惑ういわゆる普通の高校生活がちょっと楽しかった。すぐにボロは出るんだけど。それと対比される大人の悪意はやはりキツいものがある。 自殺した男子や、前半行動を共にしていた永島とか、迎え入れる時にいた大人たちはもうちょっと出番があってもよかったのではと思ったりもした。これまでに比べると登場人物の使い捨て感がややあるかも。最後の強敵も突然現れた感じは否めない。 今ずっと行動しているメンバーが高校事変で出てきていないのはどちらの意味になるのだろうか。
  • 2026年7月26日
    君が手にするはずだった黄金について
    『君のクイズ』が結構面白かったので、別作品も読んでみた。 小説家 小川哲の身の回りの人の話。最初はそれぞれの章が全く別な話かと思ってたけど、微妙にちょっとリンクしてたりして、後半でようやく小川哲の話なのかと理解した。 色々気になる人はちょこちょこいて、片桐やババの話は結構好き。最後の須磨先生はどういう意図でそうやっているのかが気になってもうちょっと追求していってほしい気がした。
  • 2026年7月23日
    怖い客
    怖い客
    夏なので怖い話を読みたくて。ホラーというよりはいろんなカスハラとか迷惑客みたいな感じ。 異常に見える行動をする客に怯えるけど、真相は別みたいなのが多かったかな。なので怖いのは客なのだろうかとは思ったり。とはいえども、真相が気になって結構するする読めた。他の作品もちょっと気になる。
  • 2026年7月22日
    成瀬は信じた道をいく
    成瀬シリーズ第二弾。今回は成瀬が受験生から大学生になったところまで。 相変わらずの成瀬だけど、今回はちょっと離れた関係の人から見た成瀬。成瀬に憧れる小学生だったり、父親だったり、クレーマー気質の主婦だったり、観光大使の同僚だったり。 いろんなところを引っ掻き回していくのに妙な納得感があるのがすごい。早く三作目も文庫化されないかな。
  • 2026年7月21日
    グラスホッパー
    グラスホッパー
    殺し屋シリーズの1冊目。すでに読んだことはあったけど、殺し屋シリーズを読んだ流れで再読。 鈴木、鯨、蝉の三視点で物語が進んでいく。群像劇的にはなんだかんだ殺し屋シリーズの中では『グラスホッパー』が好きかも。記憶の中だともうちょっと鯨が手強いイメージだったり、劇団に驚かされたりしたような気がしたけど、なんの記憶だろうか。 これは思ったよりも漫画版『魔王』の刷り込みが自分の中にされていたのだろうか。
  • 2026年7月19日
    AX アックス
    AX アックス
    殺し屋シリーズの3作目。このシリーズは群像劇的にいろんな登場人物が出てきて視点がコロコロ変わっていくものだったけど、これは兜一人に焦点が当たった物語だった。 殺し屋シリーズではこれが一番好きかもしれない。確かな腕を持っているのに家庭では妻に怯えながら過ごしていて。でもちゃんと家族を愛していることは伝わってきて。後半の克己の視点になって、家族から見た兜がどうだったのかも見えてきてそれがまたよかった。 松田さんはその後どうなったのかだけ気になる。
  • 2026年7月16日
    プレゼント
    プレゼント
    伊坂幸太郎とか米澤穂信とかの作品が入っていたので読んだ。 個人的には町田そのこの「きっとあの日の光と同じ」が一番好きだったかも。親友と思っている人が恋人ができてしまって若干の関係性が変わってしまったように感じてもどかしくなるのがよい。 あとは宮部みゆきの「真実のトランク」もよかったな。不思議なことは不思議なままだけど、短編だからこそのあっさり感がちょうどよかった。
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