
ひなたの本好き
@054-10ps
2026年2月28日
これより先には入れません
木下龍也,
谷川俊太郎,
谷川俊太郎、木下龍也
読み終わった
@ 恒久
恥ずかしながら、初見ではよく意味が読み取れない短歌・詩が多く、良いなと思った作品も木下さんのものばかり。谷川さんの作品は自分にはなかなか刺さらないなあとすら感じていた。
しかし、2人の対詩が終わって木下さんによるひとり感想戦に入るとその印象は一変。
木下さんの解説が入ることで、谷川さんの情報圧縮力とでもいうのだろうか、短い文章のなかに意味や思いを込める力に気付かされる。
谷川さんの眼差しのなんと鋭いことか。柔らかな言葉のなんと力強いことか。
そして、その圧縮された言葉から情報を復元させる木下さんの読解力の凄まじさ。
空中戦のように見えていた対詩には達人どうしの痺れるようなやりとりが秘められていたことが垣間見える。
そして、感想戦を踏まえて最初から対詩を読み返してみようかと思っていたところに、編集者注記で改めて全首を載せてくるという構成の妙。やられた。
自分ももっと言葉を自在に駆使して言葉からふんだんに情報を読み取れるようになりたい。
そうしたらきっともっと人生は楽しくなる。
出会えて良かったと思える1冊。
叶うなら、谷川俊太郎さんの感想戦も読んでみたかった。





