
ミオReads
@hanamio03
2025年3月14日

あなたのための短歌集
木下龍也
読み終わった
言葉のおみくじみたいな短歌集。見開きの右にお題…というか依頼文があり、左に納品短歌が載っている形式で、人それぞれ悩みや祈りや人生があって、縋るように気まぐれに自分だけの短歌を作ってもらう姿は弱くて滑稽で真摯で、とにかく前を向こうと挑んでいて、それがよかった。
「愛された犬は来世で風となりあなたの日々を何度も撫でる」
これをTwitterで見た記憶があったので、あああの人か、とようやくそこで気づいた。
「いつからか頭の中で飼っている悩みがついにお手を覚えた」
わたしが好きなのはこの一首。モヤモヤ悩んで落ち込んでも「そっかぁ、これ、お手かぁ」という気持ちになれる。チャーミング。




