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@FELTz75
2026年3月1日
書簡型小説「二人称」 ヨルシカ
ヨルシカ,
n-buna
読み終わった
「違国日記」で槙生さんが、「人の手書きのものは読むのにエネルギーがいる」「生っぽさ」と言っていたが、ほんとそうだなと思いながらも読み始めたら一気だった。そして読後の心地よい疲労感よ。
封筒を取り、便箋を出し、一枚ずつ読み、一枚ずつ折り、封筒にしまい、また次の封筒を取り、という流れを繰り返しながら読み進めていく。
この物理的な操作と、それに伴って生まれる間も含めた体験が、この形の作品でしか味わえない。
原稿用紙や便箋への書き込み方が、まさに「生っぽい」。
活字で印刷されて製本された本では決してたどりつけない感覚にたどりつける、貴重な作品だった。
アルバムが出る前に読了できてよかった。
これを読んだ上で聞くのが楽しみ。
そして、アルバムの曲と曲順が耳に馴染んだら、また読み返してみようと思う。
読み返したくなる仕掛けも満載。